【脱出感想】Who Killed Cock Robin-誰がコマドリを殺したか?-

全国の150万人の"ガチョウ婆さん"の皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在ドラマチックホールで開催されている
『Who Killed Cock Robin-誰がコマドリを殺したか?-』に挑戦してきました!
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【ストーリー】
ここは 人間のような動物たちが住む 不思議な村

あなたが村に入ったその瞬間

村に住むコマドリが何者かによって殺された

閉ざされた村の門 次に開くのは1時間後のはずだった

しかし 埋葬が完了しなければ いつまでも開くことはないという

60分が経過するまでに埋葬を終わらせ 村から脱出せよ


【プレイ方式】
タイプ :ホール型
拘束時間:120分
人 数 :5人1チーム


今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
怒涛の謎解き波状攻撃にあなたは耐えられるか 

ざっくり感想

よだかのレコードが今冬に常設店を増やすということで、おめでとうございます。 11月にはドラマチックホール。そして現在のドラマチックルームの上に、新しいよだかのテナントがオープン予定です。ほんまよだかさんの勢いは天井知らずやで。


今回ドラマチックホールのこけら落とし公演となる『Who Killed Cock Robin-誰がコマドリを殺したか?-』は、2018年に大阪で行われた公演の再演。
以前は関西でのみの開催だったため、再演を心待ちにしていた人も多かったハズ。


会場は大久保駅から徒歩数分の所にあるドラマチックホール。
大久保付近はあまりなじみが無かったのですが、大通りに面しているのですぐに場所が分かりました。

玄関には大きく「DRAMATIC HOLL」とコップリンのイラストが描かれた看板が。

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これまでとは少し違う、シックでラグジュアリーな感じ。


会場は地下にあるので、このドアからすぐに階段を下りるのですが、その階段の壁には歴代の公演ポスターが飾られている豪華仕様。なんだかライブハウスみたい。チケット受付を待ちながら「あっこれ行ったやつだ」と思いを巡らせるのもよいでしょう。
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オープン直後ということもあって沢山のお花が届けられており、謎解き界の横のつながりを感じましたよ。


会場全体の写真はないのですが、見まわした感じだとドラマチックルームの方が若干広いかな?という印象。今回チェックポイントで使っていた部屋がいい感じの広さだったので、そのエリアをどのように利用するかが今後の腕の見せ所ですね。


『Who Killed Cock Robin-誰がコマドリを殺したか?-』はマザーグースの童謡『誰が駒鳥殺したの』を題材とした公演。

だれがコマドリを殺したのか? (創元推理文庫)

だれがコマドリを殺したのか? (創元推理文庫)

所々オリジナルの要素が含まれますが、登場人物や役割などかなり原作に準拠して作られています。(もちろん原作未見でも全く問題ありません。)


なにより私が似ているなと感じたのが公演のテンポ感。
原作は童謡であり、内容が歌詞として連なりストーリーが構成されています。
そのため文章としては一定のリズムを繰り返しているのが特徴。例外はありません。

この公演も一定のリズムを保ちつつ繰り返されることでストーリーが進みます。
だから私たちもそのリズムに合わせて謎を解ければなりません。 リズムを外すと待っているのは無慈悲な死。例外はありません。


デザイン面からみると、これまでのよだかにはあまりなかった”リアル調”のイラストがこの物語の得も言われぬ不気味さを一層引き立たせています。このビジュアルをみて気になった方も多いのではないでしょうか。
色彩も白と黒をベースに世界観が構成されているため、なんだか童話小説の挿絵のような印象を受けました。
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このキービジュアルとても素敵です。

謎の感想

よだかのレコードの公演なので言わずもがな物量はかなりのもの。
先ほど言ったようにテンポ感が大事になってくるので。1ステップごとを大事にしながらも可能な限り早めに解く。というのがアドバイスになるでしょう。


また、ステップごとにテイストが少しずつ変わっていくのが特徴で、プレイしていて本当に楽しい。 特に最初の謎のギミックが進めていくうちにドンドン頭の中がグルグルし始めるので好きです。
一方で状況を打破するきっかけの道筋がかなり細いので、理詰めで素直に進めていくと手痛い反撃を食らう可能性があります。気づいた事や不安な点はドンドン口に出していきましょう。


私たちが参加した回では3/7チームが成功。大阪公演時では脱出率が20%前後だったらしいのですが、今振り返ってみるとなんとなく理由が分かります。自分たちが大阪でプレイしていたら失敗していたかもしれません。


ともかく全体的に異様な緊張感が継続して身を支配する公演なので、終了後はドット疲れが襲ってきましたよ。家に帰ってすぐに寝ました。 そんなこんなでこれまでのよだかとは少し違う、クールなテイストの『Who Killed Cock Robin-誰がコマドリを殺したか?-』。興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
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現場コップリン ヨシ!