【脱出感想】Revolver

全国の150万人の"わなげチョコファン"の皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回はヴィジョンセンター浜松町で開催されていた
『Revolver』に挑戦してきました!

f:id:alfbds0954:20191106122131j:plain:w600


【プレイ方式】
タイプ :ホール型
拘束時間:150分
人 数 :1チーム5人


今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
やっぱりAnothervisionの公演は綺麗で隅々まで考え抜かれています

ざっくり感想

私のブログではネタ的な画像を極力出さないようにしているのですが、そんな数少ない画像の中でダントツに使用頻度の高い画像がコチラ。
f:id:alfbds0954:20191106123000j:plain:w450

こちらは三国志を題材にした漫画『蒼天航路』で、主人公である曹操の暴力的なまでのカリスマ性を垣間見た劉備のセリフです。


素晴らしい公演と出会えた時には、私の頭の中の劉備将軍がこのセリフを言いながら土下座するのですが、
『Revolver』体験後は、劉備がジャンピング土下座をしながらこのセリフを絶叫していましたよ。


『Revolver』は東大生を中心とした謎解きクリエイター集団AnotherVisionが手掛ける最新公演。本来は10月開催予定だったのですが、台風の影響で延期となり、11月開催の運びとなりました。また、振替公演のフォローの意味も含めて12月にも追加公演が予定されています。


この公演は正式にはAnotherVision- unlimited –と謳っており、同じAnotherVisionの中でも よりハードコアな謎解きを楽しみたい方に向けて提供されているイベント。

unlimitedレーベルについて
当レーベルでは、謎解きに慣れている方を対象とし、
謎の分量が多く、難易度の高いイベントを実施いたします。 初心者の方も参加可能ですが、高難易度であることをあらかじめご了承ください。
なおその際、スタッフの方にお申し付けいただければ、 適宜ヒントをお出しすることも可能です。お気軽にご活用ください。

アナビのホームページ(HP)より抜粋。


確かに難易度は高いですが決して歯が立たないものではなく、きちんと設計されたレベル管理の中、グイグイと問題と世界観に引き込まれる感覚を味わえます。


そしてストーリーも大変すばらしい。上記のストーリー概要がないのでおや?と思った人もいらっしゃるかもしれませんが、この公演、ストーリーが完全に秘匿となっております。
ですので内容は話せませんが、とにかくメッセージ性が高く、ラストのとあるキャラクターが私たちに伝えようとする歪な言葉に心を撃ち抜かれることでしょう。

「君たちこれが言いたいだけだろ!」(ノ∀`)ナラシカタネ-となることうけあいです。


また、キービジュアルであるリボルバー銃のシリンダー部分。いい意味で予想を裏切る、それでいて破綻せずにこの公演のコンセプトを伝えています。 ゲームを体験した後に見ると、また違った印象を受けるのではないでしょうか。


BGMや映像の演出はいつもより敢えて抑えめだったように感じたのですが、その分テーマ性が高まってむしろ良かった気がする。

謎の感想

さすがアンリミテッドと言うべきか、今回はこれまで体験した アナビの公演の中でも随一の物量を誇っていたと思います。
しかもただ小謎が連続するわけではなくて、こちらの論理的思考や想像力を試してくるような仕掛けがたくさん。


私の中では第2ステップと第3ステップの謎がとても好きでした。特に第2ステップをブレイクスルーするためのロジックが素晴らしく、気づいた瞬間は震えましたね(同卓したエースメンバーさんのおかげです)


それ以降からうっすらと見え隠れするこのゲームの真相。世界観。そのすべてが仕組まれた1つの箱庭で起こった出来事。私は以前のブログで、「少し前のアナビ公演はまるで試験のようで、1本のディストピア映画を観ているようだ。」みたいなことを書いたのですが、今回の『Revolver』はそのエッセンスが戻ってきたような印象を受けました。要は好きだってことです。

私が挑戦した回は計12チームが挑戦し、クリアは3チームでした。全公演での脱出率は27.2%となかなかの難易度。というかむしろこのレベルで27%って皆さんレベル高すぎでは…?

f:id:alfbds0954:20191106125041j:plain:w600


12月の公演もチケットが既に販売、そして完売状態ではありますが、なにとぞAnothervisionの方々には再演をしていただいて、この素晴らしい公演をもっとたくさんの人にプレイしてほしいと思っています。


最後はこの言葉でお別れしたいと思います。
それにしても…
f:id:alfbds0954:20191106125116j:plain:w550
それではさようなら