【感想】方南町ゾンビパンデミックの3コースを巡ってゾンビと戯れまくった話

全国の150万人の"お菓子はあげるより食べる派"の皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は10/27日(日)に東京都は方南町で開催されていたイベント
『方南町ゾンビパンデミック』に行ってきましたので、そちらの感想をゆるく書いていきたいと思います。

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【ストーリー】
新薬 突如暴走
某製薬会社に勤める瓜田正は東京都杉並区にある方南町という住宅街にて新薬の研究を行ってきた。 彼は以前より研究の成果をあげることができず、周囲から後ろ指を指されていた。
周りを見返してやりたいという強い気持ちを抱いていた瓜田は人目につかず研究に没頭できるという理由から、方南町を研究のホームグラウンドとして選んだという。
しかし瓜田が研究していた新薬は突如暴走。 平穏な住宅街にウイルスがばらまかれ、方南町中が生物災害の危機にさらされてしまった。
自らが犯した事態を収めようと奔走する瓜田。彼の残した 手掛かりを元に方南町を生物災害の危機から救え。



≪一言≫
真相を求めて我々がたどり着いた場所は、(私にとっての)始まりの地だった

3つのコースを巡り、謎の博士の足跡を追え!

『方南町ゾンビパンデミック』は杉並区の一角に存在する方南町を舞台にした周遊型ホラー&謎解き&アクションイベント。
主催はもちろん方南町の恐怖を一手に担うオバケンです。


当日はちょうど町内イベントとしてハロウィンのお祭りが開催されており、子供からお年寄りまでコスプレをしながら楽しんでいましたよ。
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通りには出店が並び、みんな美味しそうに肉串しをほおばっていました。
そんな中私たちはお金を払って肉を貪り食うゾンビたちと対峙するというのですから、なかなかの傾奇者ではないでしょうか。

ちなみに商店街内をゾンビが徘徊する時間があり、結構な数の子供がいい感じに泣き叫んでいました。しょうがないね。

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受付場所はオバケンファンにはお馴染みのCAFEココドコ?
チケットを購入する際に、A.B.Cの3つのコースの内1つが割り当てられ、最大5人1チームで怪異に当たります。


コースのフローとしては
①開始時にもらった封筒の謎を解く。
②出た答えの場所を探索しながら向かい、さらなる情報を得る。
③得た情報をもとに様々な施設へ行き、ラストの怪異と対決する。
というのが共通した内容。

私は3コース全てのストーリーを体験したので、各コースについて少し感想を加えながら紹介していきたいと思います。
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3つのコースに3つの封筒。

Aコース

瓜田正が暴走させてしまったウイルス。そして方南町が生物災害となった根源と対峙し、打ち倒すのがメインのストーリー。
謎を解き明かし街の探索を進めていくと、とある金ピカ屋敷に辿り着き、そこにいるふくよかな代官の失くしものを探すことに。私はこの屋敷に初めて入ったのですが、かなり仕掛けが多そうで面白そうな感じでした。ぜひ今度は泥棒しに行きたいですね。
代官の失くしものを見つけると、瓜田正がとある古い民家へ向かったとの証言が。えぇ、いつもの場所です。
ここから先は時間制限付き(5分間)のオバケンといった感じで、ホラー度はより増大。2体のゾンビをうまく躱しながら家の中に隠された銃を探し出していきます。
途中でゾンビに見つかったので押し入れに隠れたら、いつの間にか2体に増えていた彼らに両側から襖をのぞき込まれ、呻き声がサラウンドに響く地獄絵図。かなりの恐怖感でした。

Bコース

瓜田正が非常時を想定して製造していたワクチンを捜索するストーリー。
こちらは方南町の商店街にある店舗さんを巡る仕掛け になっていて、何度も足を運んでいるはずの街の知らないお店を知ることができてとても良かったです。
また、途中入店した駄菓子屋では、子供たちがお店のお手伝いをしていてとてもほんわかした気持ちになりましたよ。私もいくつか購入させてもらいました。
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横の2人分の眼球は、同時間帯に別のコースにチャレンジしていた方にいただきました。

情報を集めた先にあったのは、とある雑居ビルに存在する忍者の里。制限時間以内にゾンビ武者の手を逃れながらワクチンを捜索しなければならなかったのですが、私の探索能力がポンコツ過ぎてあえなく失敗。
暗い中の探索って難しいやね。

Cコース

瓜田正の残した情報を元に、ワクチンの材料を調合し、自らワクチンを精製するストーリー。 Bコースで不甲斐ない結果を残してしまった我々にとってはリベンジとも言えるストーリーでしたね!
上の2コースよりもサスペンス要素が強く、途中の展開では思わず「やられたッ(‘Д’)」と声に出してしまいました。
これまでの流れから、最終地点はオバケンが保有する施設のどれかだと思っていたのですが、ABの2コースですべての施設は回ってしまいました。


いったいどこになるんだろうと思いながら辿り着いた先は、1階がテナントになっているマンション。その横に鎮座するバンを見た瞬間に記憶の扉が開きました。
そこは オバケンのシーズン4『迷図』の舞台になっていたあのY澤診療所だったのです。これは衝撃でした。 私のオバケンとの出会いがまさにシーズン4の『迷図』でして、当時は赤い夢に挑戦してそのあまりにも恐ろしい体験は、今でも仲間内で語り草になっています。

まさかY澤診療所とまた相まみえるとは…なにか宿命めいたものを感じざるを得ませんでした。

中でのミッションは制限時間以内にゾンビ達の猛攻をかいくぐりながら薬を採取し、調合するというもの。迷図の時にとはまた違った狭いながらも開けたフィールド。2人で言ったのが功を奏しました。5人だと色んな場面で苦労ししそうです。
こちらは無事にミッション成功し、ワクチンの生成に成功したのでした。

全体的な感想と気になったところ

3つのミッションとも異なるストーリーラインを巡りながら、オバケンの手掛けるアトラクションの美味しいポイントを味わえ、しかもシールやクリアファイルなどのお土産も貰えるので、とても良いイベントだと感じました。加えて町自体との連携もしっかりしていて、和気あいあいとした雰囲気が伝わってきましたよ。
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ミッションに参加するだけでシールがもらえ、クリアするとクリアファイルをゲット。

ちょっともったいないなと思ったところはこの物語のキーパーソンである瓜田正さんが全く出てこなかったこと。
もちろん彼の動向を匂わせる情報は入ってくるのですが、彼とコミュニケーションをとったり、彼の真意を確かめたりすることができませんでした。
もしかしたらよくあるゾンビ映画のように、「理由はともかく状況をどうにかするプロセス」を重要視していたのかも。

じつは私のアンテナが低いが故に情報を見逃していただけかもしれません。その時はどなたか教えていただけると助かります。


あともう一つは基本的にどのミッションも荷物を持ったままプレイしなければならなかったこと。これは本当にきつかった~。
オバケンやシュリケンなど、狭い通路を通ったり隠れたりしなければならない時に、リュックやカバンでかなり動きに制限が。いつもの手ぶら探索のイメージだったので、かなり痛い目を見ました。


ちょっぴり悪い部分も言いましたが、それでもこのイベントの面白さに比べたらマジで誤差の範囲なので全然問題はありません。むしろ1日しか開催されないのが本当にもったいない。
ゾンビさんも快く写真を撮ってくださいました。
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来年も同じようなイベントがあるといいなぁ~。|д゚)チラ

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