【脱出感想】ドロシーと魔法の靴

全国の150万人の"靴ひものかわいい結び方に自信ある"皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在謎解きcafeスイッチで開催されている
『ドロシーと魔法の靴』に挑戦してきました！

【ストーリー】
「あなたの本当の願いは何ですか？」
魔法の国、オズ。そこは不思議な人々や動物たちが暮らす色鮮やかな世界。
竜巻に飛ばされてやってきた少女ドロシーとともに、様々な謎を解き明かそう！
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あの大人気公演『青い月夜の人魚姫』を制作したタンブルウィード×party bunnyが贈る、待望の童話シリーズ第二弾！！
『オズの魔法使い』の世界観をベースに、皆さまを心ときめく魔法の国へ誘います！！
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【プレイ方式】
タイプ　：ホール型
制限時間：解説含め100～110分
人　数　：6人1チーム

今回私は謎解きに成功しました！

個人的満足度★★★★★★★★★☆　9/10点　

≪一言≫
Tumbleweed×party bunnyの繰り出す謎に心底気持ちを持っていかれたのです

ざっくり感想

下北沢にある謎解きcafeスイッチでは、常設店を持たない様々な謎解き制作団体が期間限定で公演をおこなっております。常設店を持っている団体なんてほんの一握りで、基本的にはコチラのタイプの制作団体さんがほとんどなんですよ。



前回スイッチに来たときは、"ユニバーサルヒラメキゲーム"という革新的なカテゴリの『TableT』をプレイしましたね。とても強烈な体験でした。
www.rdbgjunction.com


今回挑戦した『ドロシーと魔法の靴』は、 タンブルウィードとparty bunnyがコラボをして制作した謎解き。 party bunnyさんは童話をモチーフにした謎解きをメインに、これまで数々の作品を世の中に出しており、11月下旬に新作公演が控えています。


それを記念して過去2作品の再演が行われていて、「新作に向けて初party bunnyを体験しとこうかね（´-`）」と気軽に参加してみました。


結果 「なんて素敵な謎解きなんだ!!!ヽ(TдT)ノ」と私の心にブッスリと突き刺さりましたよ。


私が謎解き公演に参加して心を揺り動かされるものって大きく2つありまして、1つ目が「ストーリーの盛り上がり・エモーショナルさ」2つ目が「ギミックの素晴らしさ」なんですが、『ドロシーと魔法の靴』ではその2つが上手に嚙み合った結果とんでもない大きさの"多幸感”が生まれるのです。


せせこましく他人に無関心になってしまいがちな現代で、ベタなストーリーは鼻で笑われてしまうかもしれません。ですがこの公演は"童話”であり"人としてあるべき姿”を心強く指し示すものだと感じました。しかもその方法は私たちの手にゆだねられているのです。


「より人々が幸せになるためにあなたは何をしますか？」と作品を通じて問いかけられていると感じましたよ。

謎の感想

チーム制の謎解きではありますが、 個人個人で分担して問題を解くというよりは全員で一丸になって問題を解決していく指向が強め。今回はソロ凸だったのですが、チームのメンバーとも自然と会話が弾むようなシステムになっていました。


途中でおよそ謎解きでは見ないと思っていたツールが登場するのですが、どのテーブルでもかなりの盛り上がり。いわゆる茶番まではいきませんが、ワイワイできるタイミングは多いなと感じました。


また、 謎解きの問題自体がストーリーの見立て構造になっているので、没入感はかなりもの。世界観を補完するように小道具にもかなりの力が入っていました。とくに全編を通してストーリーの進捗具合を示してくれるギミックと、願いをかなえる工程から繰り出されるとある実物。滅茶苦茶良かったです。


皆さんが言っているように、難易度はそんなに高くないようですね。私たちの回も全テーブル成功していましたし、主催者の方も「この公演はストーリーに寄せています」とおっしゃっていました。でもドロ靴の魅力は難易度の外側にあると思いますよ。


謎解きを遊び始めて5～10回目ぐらいの方を本格的に沼に沈めるにはぴったりの公演です。
私もドロ靴が初めてのparty bunny作品だったので、これからあと2作も公演を楽しめると思うとワクワクが止まりません。

次回また再演があった際はぜひ、挑戦してみてください。決して損はさせません。

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