全国150万人の"現代魔術科生徒”の皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回はよだかのレコードで開催されている
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
【case.七不思議の殺人(マーダー・オブ・ザ・セブンワンダーズ)に挑戦してきました!
【ストーリー】
TYPE-MOONがおくる至高の魔術ミステリーが
ドラマチック謎解きゲームとなって登場。
あなたはエルメロイ教室の生徒。
夜の図書館で起きた謎との事件を、
ロード・エルメロイII世と共に解き明かせ!
【プレイ方式】
タイプ :ホール型
制限時間:60分
人 数 :5人1チーム
今回私は謎解きに成功しました!
個人的満足度★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
原作通りのミステリー公演。魔術によって巧妙に隠された真実をあなたは見抜けるか
ざっくり感想
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿はFateシリーズの流れをくむ魔術世界を舞台にしたミステリー作品。
つい最近までアニメが放映されていました。
この公演もアニメーションとのコラボレーションなので、 キャラクターたちの声は全てフルボイス。近年の公演では当たり前になってきましたが、ほんの少し前には考えられない状況ですよね。絶対アニメスタッフの中に謎解きファンがいて、いろいろ尽力してくれているのでしょうね。感謝です。
毎度毎度申し訳ないのですが、私はFateシリーズ全て未見。頑張ってプレイしてみようと思ったFGOも4章で挫折。
でも謎解きに対する熱意は負けない!というわけで参戦
会場は西新宿にあるドラマチックルーム。
チケットの受付場所がこれまでの場所からさらに奥の扉。より謎のイベントっぽさが出ていますね。
5人1組のテーブルが計7つ配置されていたのですが、スタート前にはどの席もほぼ満席状態で、開催期間も後半戦なのに冷めやらぬ熱気の高さを感じました。
ストーリーにもある通り我々の目的は夜の図書館で起こる現象と事件に対する推理がメインとなっているので、出題される謎の分量は比較的抑え目。あ、あくまでよだかのレコード基準ですよ。そこを勘違いしないでください。
むしろ謎を通して浮かび上がる違和感に対してどのようなアプローチをとるかを模索する のがこの公演のメインどころ。
また原作が推理小説であること。そしてFateシリーズの基礎となっている【魔術】がエッセンスとして加わっているので、常識的な頭では太刀打ちできません。
あたまをウンウン捻らせながら考えていくのが醍醐味ですね。
余談ですが、今回の公演ではチェックポイント以外の移動が少なめだったのが個人的には良かったです。コラボ脱出においてキャラとの絡みやイベントが少ないと淋しい感じもしますが、今回に限って言えば目の前の状況に集中する方がかなり重要なので。
謎の感想
一言で表すと 非常にエレガントな謎に取り組んでいたと思います。いくつかのステップ謎を大きく地続きになっているストーリー謎で包括しており、各要素が密接に絡んでくるのでまるで1クールのアニメを見ているかのような印象を受けました。
特に中盤から終盤にかけては事件に対する情報やピースもそろってきて、考える要素が多いこと多いこと。
一人で考えるよりも、みんなで話し合って情報の共有を図るのが大切だなと感じました。
ラスト3分を残し我々が脱出できたのは、1人の戦友の気づきがきっかけではありましたが、それまでの皆で状況の違和感について整理しながら検証した結果あぶりだされた結論であると信じています。
その検証中にめっちゃドタバタしてしまって、あとでスタッフの方から「(ほかのグループにバレてしまうから)静かにしてくれ~って思いながら見てました(^_^)b」と告白されてしまいました。すみませんでした…本当はもっとエレガントに解きたかったのですがね。
私が参加した回の成功チームは2/7チーム。解説中に「あ~!」と声が漏れる程の高難易度。私たちも本当に綱渡りでした。
内容も大変好評ということもあり、開催期間延長が決定しているこの作品。
まだプレイされていない方はぜひチャレンジしてみてください。絶対に損はさせません。
謎解きが終わったら、よだか史上最大級のフォトスポットで写真が撮れるぞ!