【脱出感想】本に棲まう魔物をたおせ!!

全国150万人の"夢の世界では魔法使い”の皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は秋葉原の書泉ブックタワーで開催されている
『本に棲まう魔物をたおせ!!』に挑戦してきました!

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【ストーリー】
あなたは魔法使いの家系の生まれ。
しかし、うまく魔法が覚えられずに悩んでいる。

そんなとき、城下町の書店で、一冊の本が目に止まった。
その名も「独学でマスター!ゼロからはじめる魔法書」。
しかしページを開いた瞬間、あなたは凍りついてしまった。


魔法書に魔物が取り憑いている......!
「俺はこの魔法書を開いた者に災いをもたらす魔物だ」
そう言って角の生えた魔物は大きな声で笑う。
あなたは恐怖に震えながらも、覚悟を決めた。
一刻も早く魔法書を読み込んで呪文を覚え、この魔物を退治しなければ!

【プレイ方式】
タイプ :周遊型
制限時間:無制限
人 数 :1人~(今回は1人で挑戦)

今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

≪一言≫

ざっくり感想

SCRAPの初期から公演が行われ、今なお ファンタジーな世界観とロールプレイ的な面白さでファンを魅了し続ける『魔王城からの脱出』シリーズ。

その第4弾として発表されたこの作品は、シリーズ初の周遊型。

本屋を舞台に、 魔法もろくに使えないポンコツ見習い魔法使いになった我々がひょんなことから手にとった本に振り回されます。
多種多様な本に囲まれているという本屋ではごく普通の体験が、少しのエッセンスが加わることで異世界感がぐっと増してきます

今回挑戦したのは秋葉原駅にある書泉ブックタワー
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タワーの名を冠しているだけあって9階建て。暗くて全く分からないですが。全貌はあなたの目で確かめてください。

1階の会計カウンター前に大きな宝箱があり、その周りにはポップやらなんやらで装飾された特別スペースが。
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かなり大きく作り上げられています。

ここでキット(魔法書)を購入し。冒険へ出かけましょう。

各階にあるヒントを回収しつつ、物語を読み進めていくのですが、もちろん普段は普通の本屋さんなので「座って謎を解くことができないじゃん( ゚д゚)、ペッ」とお嘆きの方もいらっしゃるでしょう。

だがしかし、書泉ブックタワーには9階にイベントスペースがあり、 イベントがやっていない日は机や椅子やらが解放されているらしく、そこで時間をかけながらかなり快適にプレイができました。
1~2時間ぐらいでプレイできますので、東京近郊にお住まいの方は平日に参加した方がストレスなく楽しめるでしょう。

謎の感想

購入したキットは大判のバインダーにストーリー&謎解きシートを綴じていくスタイル。
このバインダーが結構豪華な作りでとてもいい感じ。魔法書が文庫本サイズだったらなんとも締まりませんからね。
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システム的には一本道のゲームブックのようで、同団体の『リアル脱出ゲームゲームブック』を彷彿とさせます。

リアル脱出ゲームブックvol.3 滅びゆく魔法書からの脱出 (魔王城からの脱出シリーズ)

リアル脱出ゲームブックvol.3 滅びゆく魔法書からの脱出 (魔王城からの脱出シリーズ)

もちろんゲームブックと同じように後ろにヒント集があるので詰まった時も安心。
謎解き好きの我々の心を試すかのように、袋とじになっています。破って見てしまうかどうかはあなたの心次第です。(私は開けた)
理屈は分かっていたんですがね…その先の手段が分からない状態でしたよ。

ちょっとしたアドバイスとしては、ヒントを集める際に写真で取ると思うのですが、店内のライトとの兼ね合いでラミネートの反射が写ってしまうときがありました。
後々後悔したので、全体に反射の光が写らないように撮影すると幸せになると思います。

そんな感じでさっくりと遊べた『本に棲まう魔物をたおせ!!』。
本編公演との意外な関連性が分かったりもしたので、ルーム型の「魔王城からの脱出」もチャレンジしてみたくなりました。

realdgame.jp

書泉ブックタワーで11月まで行われているらしいので、秋葉原へ来た際にはぜひ挑戦してみてください。