全国150万人の”麦わら大船団”の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は、現在東京ワンピースタワーで開催されている参加型イベント
『ピーストレイル~冒険者と奇跡の泉~』に挑戦してきました。
【ストーリー】
トンガリ島には、試練を乗り越えるとなんでも願いを叶えてくれる〝奇跡の泉〟があるという。
隣国ストルミアの2人の王子は、自分たちの国を救うべく試練を受けにトンガリ島へ上陸していた。
ところが、泉の番人エリックは間違えて試練に必要な〝虹色の蜜〟を〝麦わらの一味〟に渡してしまう。
蜜を口にしたルフィ達は〝虹色の蜜〟の成分により声が失われてしまった!
王子の願いを叶えるため、そしてルフィたちの声を取り戻すためには泉が湧くまでに再び〝虹色の蜜〟を完成させなくてはならない。
キミは冒険者となり、みんなと協力して一緒に〝奇跡〟を起こせるか。
さあ、新しい冒険へ出発だ!
【東京ワンピースタワー】ピーストレイル〜冒険者と奇跡の泉〜チュートリアル
【プレイ方式】
タイプ :周遊型
制限時間:約30分(演劇パート含まず)
人 数 :1人~(今回は3人で挑戦)
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
あなたの行動で物語のエンディングが変わる。イベントを全て楽しむにはある決断が…
ざっくり感想
ワンピースタワーでのイベントって結構あるんですね。
私は昨年末にホラーイベント『難破船からの訪問者 ~蘇りしミイラの呪い~』に参加して以来2回目のワンピースタワー入場となりました。
今回のイベントは参加型RPGと題し、冒険者としてパーク内をめぐり、王子に話しかけたりクエストをクリアしながら物語の欠片(ピース)を集めるのが目的。
コンテンツ企画にイマーシブな観客参加型公演や、異世界に見立てた会場を俳優扮するキャラクターと交流しながら冒険するアトラクション公演『WAR→P!』を上演している団体オラクルナイツを迎え、ワンピース×イマーシブという尖ったコンセプトで、どんなイベントになるのか非常にワクワクしておりました。
鈴村は初日の6/21日に挑戦してきましたよー。
プレイチケットの購入場所はワンピースタワー内の観光案内所。
前売りは存在せず、12時の販売開始を待ちながら並びます。
平日の昼頃なのであまり人はいないだろうと高を括っていたら、待っている間にあれよあれよと列は伸び販売開始10分前には60~70人ほどの行列に。これが休日だったらかなりの人数になるでしょうね。
待機列の横ではアトラクション『ウソップの目指せ狙撃王(そげキング) 』が常時稼働しており、「眼で見るな、心で感じるんだ…」というそげキングさんのありがたい言葉が延々とリフレインしてなんだか頭がトリップ状態に。
そうこうしている内に無事に19時回のチケットをゲットすることができました。
ここから約7時間、猛烈にワンピースタワーを堪能しまくったのですが、それはまた別のお話。
入場~ミッション開始まで
公演がスタートすると、まず5階のグリーティングキャビンへ通され、そこでオープニングアクトが始まります。
まずルフィが登場し、皆とのご挨拶もそこそこにさっそく問題を起こして会場の笑いを誘います。そして泉の番人であるエリック(おじいちゃん)と新参者の海軍兵ダンカンが島の掟(a.k.aルール)を説明。その後いよいよストルミアの2人の王子ランスとテイラーが登場。
ピーストレイルの完全なオリジナルキャラなんですが、この2人の王子も物語の重要な登場人物です。麦わらの一味の問題を解決し、王子の試練を手伝うことで良いエンディングが迎えられるというわけですね。
赤をメインカラーとした元気いっぱいのランス(首元のスカーフがオシャレ)と青をメインカラーとした礼儀正しいテイラー(めっちゃ声がいい)。本当にワンピースのテレビSPとかで出てきそうな感じに設定付けがされていて、違和感がないのが凄い。
彼らに見送られつつ、私たちの冒険がいよいよ始まります。
ミッション中
ミッションは基本的に一人一人に課せられます。下手をすると一緒に来た友人と別のミッションを担当してしまうこともあるかも。
制限時間が30分しかない ので、本当に時間がありません。 正直会場をウロチョロしながらワタワタしてるだけで終わってしまいました。 それでも麦わらの一味と一緒にミッションに挑戦したり、王子と短いながらも会話ができるチャンスがあるので、楽しめる要素はいっぱいあります。
ミッション中は写真撮影がOKなので、ガシガシ写真を撮りまくるのもありです。連射や録画・録音はダメですが。
サンジとゾロのお決まりの流れ。実家のような安心感。
そうこうする内にあっという間に30分の時間が流れEDへ。
エンディング。そして…
エンディングでは私たち冒険者の活躍度合いによってエンディングが変化するマルチエンディング制。
詳しくは書きませんが、会場はかなりの盛り上がり。
お客さんにもちょっとしたサプライズ要素があり、いいサービスだなと感じましたよ。
そしてこの物語の全キャラが登場し、大団円って感じで公演が終了しました。
でもこっちの物語は終わってない!!
正直システムが理解できていなくて、冒険者として全く活躍できなかった我々。
エンディングを見ながら思い知らされました。
「このゲームは周回プレイした人が強い」と。
実はこの公演繰り返しの挑戦が可能で、私たちが挑戦した回にも明らかに他の人とはフットワークが違う人がいたんですよね。
「アイテムは持ち越せないけど経験なら持ち越せる。チケット代の1200円が安いのは周回しやすいようにだ。」そう考えた私たちは急遽21時回のチケットも購入し、リベンジを誓ったのでした。
2周目に心がけたこと
2周目は念入りに行動計画を練り、ミッションを同時並行的にプレイすることを心掛けました。手に入ったアイテムを無駄なく使うのが理由。
そして島民に積極的に話しかけることも大事かなと思います。彼らの一挙手一投足で私たちの運命が決まります。
移動ルートなどを検証して行動した結果、1回目の挑戦よりも格段にスムーズな行動ができ、より深く物語の設定やストーリーを知ることができました。 やれることが増えるとやっぱりうれしいですね。
1回のプレイでも、楽しめるポイントはきちっと押さえており、一体感が生まれる良いイベントではありましが、やはりこのタイプの公演は繰り返しプレイが前提なんだなとも感じました。この辺は良し悪しあると思いますが、時間とお金に余裕のある方はぜひ周回プレイを挑戦してみてください。
それでは最後に、この公演中で一番ぐっときたセリフでお別れしましょう。
「見たぁ!?」
ありがとうございました。
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