全国150万人の”ネクロノミコン”所有者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
先週のゲームマーケットでも、じつは謎解きが開催されていました。
モチロン鈴村も体験してきましたので、そちらの感想を書いていきたいと思います。
『リアル謎解きゲームマーケット×クトゥルフ神話 “ネクロノミコン”』
【ストーリー】
学校の図書室、その地下の掃除を任されたあなた そこで見つけたのは、怪しく発光する古い本だった
本の中にはこれから起こる恐ろしい怪事件について書かれていた これは真実なのか、それともーー!?
【プレイ方式】
タイプ :周遊型
制限時間:無制限
人 数 :1人~(今回は4人で挑戦)
今回私は謎解きに成功しました!
個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点
≪一言≫
よだか×クトゥルフ神話×ゲムマ第4弾
ざっくり感想
ゲームマーケットでは、ゲームを購入する目的の方が多いのが当たり前ですが、実は会場では様々な体験が出来るブースがたくさんありまして。
例えばリアルに戦闘が楽しめるLARPブースがあったり、
飲食店も出店してちょっとしたフェスな感じになっていました。
そんな中で、ゲームマーケットで謎解きしちゃおうという試みが例年行われています。なにを隠そう私が最初にゲームマーケットを知ったのは、よだかの謎解きイベントがあることを知ったから。
それがいつしかボードゲーム沼にもどっぷり肩まで浸かっているのですから、人生何があるか分からないものです。
リアル謎解きゲームマーケットを取り行っているのは、よだかのレコード。
ここ最近のゲムマでは、春開催ではクトゥルフ神話系の謎解き。秋開催ではオリジナルの謎解きを行っているようです。
ゲームの開始時刻が決まっており、各時間の1時間前から受け付け待機列が形成されるのですが、ゲムマの参加者が増加してきたからでしょうか今年は特に人数が多かった~。
私たちが参加したのは12:30の回。
初の青海会場での開催。年を経るごとに倍増しているゲムマ参加者のため導線などに結構な苦心をされていたと感じていましたが、今年は小謎エリアをぎゅっと限定。あまり歩かずにすみ助かりました。
内容としてはひょんなことから学校の図書室でネクロノミコンを手に入れてしまった“わたし”が、様々な難題を解決していくうちに、名状しがたい何かの影響を受けてしまうストーリー。
物語自体もネクロノミコンを中心とした不可思議現象を目の当たりにするので、クトゥルフ系の体験として申し分ないことでしょう。鈴村はクトゥルフあんまり知らない勢なのですが、深淵の断片を十分に感じ取れました。
なにより個人的にうれしかったのは、彼女の存在。
彼女はクトゥルフ系の謎解きに必ず登場するのですが、今回もきっちり出番がありました!知った顔のキャラクターがどこかに登場すると、なんだか嬉しい気持ちになりますね。しかも全シリーズ同一人物である可能性が明言され、設定厨の私は心の中で勝手に勝利宣言。
でも逆を言うと彼女は一生クトゥルフにかかわり続け無ければいけない数奇な運命から逃れられないのかと考えると、末恐ろしい気持ちになります。
謎の感想
この『ネクロノミコン』ではクトゥルフ系TRPGでおなじみのとある設定が存在します。
物語がすすむにつれて所持しているアイテムに様々な影響が及ぼされるので、「次はどこまで変化してしまうんだ( ;゚Д゚)」と思いながらもあらがえずにアイテムを受け取ることになります。変化を目の当たりにしたくないけどそうせざるを得ないのは、TRPGでダイスを振る感覚となんだか似ていますね。
ラス謎は、いわゆる「やることは分かっているのに手段が分からない」状態になってしまい、そこで10分ほど停滞してしまったのですが、今までの道筋をじっくりと振り返ることで何とかクリアすることが出来ました。もし思い出さなけば、かの者たちに囚われたままだったでしょう。
終盤とあるアイテムの表現で一瞬判断が仲間内で割れたのですが、どうにも結論が付かなかったので、代表して1人だけ先に最終回答を提出してもらう様子見ジャッジを行いました。結局それで正解だったのですが、もしかすると他にもここで立ち止まった人がいたかもしれませんね~
私たちは大体一時間ぐらいでクリアしました。
これが500円でプレイできるなんてメチャクチャお得です。よだかのレコードさんの懐の大きさと、業界を盛り上げていきたいという気持ちに脱帽です。
次回は恐らく11月にあるゲームマーケット2019秋。
どんなオリジナルストーリーになるか、今からたのしみです!