皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク(@alfbds0954)です。
今回は「彼女にプロポーズするところまではどうにかこぎ着けたけど、うっかりプロポーズの言葉を考えてくるのを忘れてしまった」そんなうっかりさんにうってつけのゲームをプレイしたのでご紹介します。
『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』
【ゲーム概要】
単語カードを組み合わせて、センスが光る愛の言葉でプロポーズ!
【プレイ環境】
人数:3~6人
時間:15分 ~30分
年齢:13歳以上
価格:3,000円
製作:CRIMAGE
個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点
≪一言≫
人生でたくさんプロポーズしたいひとにおススメ!
ざっくりプレイ方法
1. 各プレイヤーは指輪を3つ、初期カード6枚(繰り返し使うカード)を持ってスタート
2.ジャンケンで「親」を決め、「子」は山札からカードを6枚ずつとって伏せておく
3. 「親」が顔を伏せ、ゆっくり10数え始めたら、「子」は伏せられたカードをオープンし、自由に組み合わせ、素敵なプロポーズの言葉を作る
4.「親」が10数え終わったら、左隣の「子」から順番に、プロポーズの言葉を読み上げ、最後に「結婚しよう!」と言いながら、自分の指輪を親に差し出す。
5. 「親」は一番グッときたプロポーズの言葉を捧げた「子」の指輪を受け取る
6. 左となりの「子」が次の「親」になり、2〜5を繰り返し一番最初に3つの指輪がなくなったプレイヤーの勝利
あなたの言葉は王道?それとも飛び道具?
ゲームマーケット2018春に登場し、瞬く間にボードゲーム界隈の話題をかっさらったこのゲーム。ようやくプレイすることが出来ました。
制限時間内に配られた手札の中からプロポーズの言葉を作り上げるというシンプルなルールながら、こんなに面白いゲームが作れるんだと感激しましたよ(´▽`)
ゲーム本体。パッケージのバラがブライダルなイメージを想起させます。それにしても「instant propose」って…
このゲームの勝利条件は、「 親」に指輪を受け取ってもらうこと。
すなわち親が言われてうれしい言葉を作ることが大切です。こんなに相手のことを考えながら作るゲームが今まであったでしょうか。たくさんの人からプロポーズされるのも嬉しいし、その中から自分が選ばれるのもまた格別な体験です。
コンポーネントとして付属している指輪、流石に材質は安めな感じですが、むしろそれが良い。
手札のカードは色付きの初期カードと後に配られるカードの2種類。
色付きには「僕」や「君」等の基本的な言葉。
無色のカードには「運命」「幸せ」など、プロポーズを盛り上げる言葉が並びます。
プロポーズをするときは、ハートが射抜かれている矢の向きを揃えましょう。そのため色付きのカードは、文章によっては縦向きになる場合もあります。
無職の単語カードは全164種類。何度プレイしても全く同じ構成にはならず、安心な設計です。
もちろん配られたカードによっては大喜利状態になってそれはそれで滅茶苦茶楽しい。
説明書に記載されている制限時間は10秒ですが、結構シビアな時間だと思うので、個人的には15秒くらいがベストじゃないかと思っています。その方が各々納得のいく言葉ができ上がりますからね。
何回か繰り返していくと「ポエムのようなプロポーズが好きな人」や「お前の味噌汁が飲みたい系のプロポーズが好きな人」など、プレイヤーによって、個性がなんとなくわかってきて、あぁ…こいつは本当のプロポーズの時もこんな感じの言葉言うんだろうな。と思わせてくれます。
対戦系のゲームではありますが、謎の幸福感が会場を包み込むことうけあい!
誰かを貶めたり、疑心暗鬼にならないタイプのゲームが好きな方にはおススメです。