【脱出感想】 古書店 まんせい堂奇譚

皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は、マーチエキュート神田万世橋で開催されている
『古書店 まんせい堂奇譚』に参加してきました!

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【ストーリー】

古書店まんせい堂。
それは、文学好きの者たちの間で噂が囁かれている、不可思議な古書店の名です。

mAAch ecute神田万世橋に稀に現れるというそこは、
日本のあらゆる文学作品が集う夢のような場所だと言われています。

偶然まんせい堂を訪れたあなたは、4編の小説と不可思議な謎を店主から手渡されました。

それは大正時代、万世橋駅で開かれていた文学サロン「十日会」に伝わる秘密。
芥川龍之介たちが参加していた「十日会」のメンバーだけが読むことが出来たといわれる幻の小説の在りかを示すものでした。
今、小説たちと謎を携えて、あなたの物語が始まります


【プレイ方式】
タイプ :周遊型
制限時間:無制限
人 数 :1人~(今回は3人で挑戦)

今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

≪一言≫
こうなったら素敵だなと思った演出がそのまま出てきてグッときた

ざっくり感想

正月休みでボーっとした頭を少しずつ覚醒させるため、年明け早々に参加したのがこの公演でした。もう1年以上続いている公演で、Twitter上だけでなく周りの友人からも高い評価を耳にしており、ずっとヤキモキしていたのですがようやく挑戦すること ができてホントに嬉しいかぎり。

会場は中央線神田~御茶ノ水間にある「マーチエキュート神田万世橋」

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1912年に開業した万世橋駅を改装した施設で、当時の趣はそのままに、オサレなショップやカフェが立ち並んでいます。ショップの間にはベンチや椅子が並んでいて、さながらサロンのよう。私は訪れたことが無かったのですが、小さくまとまった良い雰囲気の施設です。

周遊謎なので、結構歩き回る必要があるんじゃないかと思っていましたが、歩く必要があるのはほぼ第1ステップのみで、それ以外は大体手元のキットでなんとかなりました。 そのため、さっさとステップを進めてどこかのカフェでゆっくり解くことが可能です。 ラスト付近でも施設内にいる必要はあるので、あまり離れないことをお勧めします。

私たちも併設されているレストランやカフェで休憩しながらまったりと進めていきました。

今回の題材はズバリ「小説」
入手した小説を基に時には小説を修復し、時には本を読み進めることで謎を解き明かしていきます。しかも小説は1冊ではなくて、悲哀・市井の人々・友情などジャンルの違う4冊の本が手に入ります。 内容も短いながらまとまっており、(これが…1000円(;゚д゚)ゴクリ…)と呆然としていましたよ。

そして後述するあるギミックでもめちゃくちゃ興奮しました。
チョッとした残念ポイントだと、本のサイズは手のひらに収まるぐらい小っちゃくて結構読みづらいなと感じました。恐らくキットの封入都合なんでしょうが、せめてもう一回り大きくしてほしかったですね。小さい文字がツライお年頃なので…

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キットはA5サイズの封筒に入っている。持ちやすい。

謎の感想

タカラッシュ独自の難易度表[チャレンジパラメーター]によると『古書店 まんせい堂奇譚』はレベル4とのことで、想定プレイ時間が2~3時間らしいのですが、よほど慣れた人でないと2時間で攻略するのは難しそうです。私も休憩時間があったとはいえ4時間ぐらいかかってクリア。

途中でシールで小説を修復したり、小道具をどうにかしたりするなどの細かい作業があるので、不器用な私は本気でピンセットが欲しいと思いました。「最近のタカラッシュのシールだんだん小さくなっている説」が絶賛私の中で浮上中です。


めちゃくちゃ興奮したポイントとしては、これが「小説」を取り扱った脱出ゲームであるという事。

今回のラスト謎は本当に感動しました。というのも、私が昔人づてから聴いた事のある、とある奇怪な小説の構造とアプローチは違えど似通ったところがあって、いつかこのようなギミックの謎解きが出るのではないかと密かに思っていたのです。 製作者の方は『○○と××』知っているのかな…

久しぶりに本を読んでワクワクする体験が出来ました。 キットがなくならない限り開催するようなので、まだプレイしていない方はぜひ挑戦してみてください!