【感想】難破船からの訪問者 ~蘇りしミイラの呪い~はめっちゃ惜しいイベントだった

皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は、東京ワンピースタワー内の体験型ホラーイベント
『難破船からの訪問者 ~蘇りしミイラの呪い~』に参加してきました!
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【ストーリー】
3日前、トンガリ島に一隻の難破船が流れ着いた。
島に駐在する海兵の一人が難破船の調査に向かうが、一向に戻ってこない。
腕に覚えのある海兵たちが救出に向かうものの、次々と行方をくらませてしまう。
命からがら戻ってきた海兵たちは口を揃えて言う。

「ミ、、ミイラが動いたっ」

事態を重く見た海軍が島全体に厳戒態勢をしきはじめる。
4日目の夜、何かが起こるかもしれない…


東京ワンピースタワー×オバケン 「難破船からの訪問者」PV

<一言>
気になる料理店へ行ってみたら、材料と調理法は良かったが店のオペレーションが悪かった

ざっくり感想

日本に住んでいて知らない人は少ないであろう東京タワー。しかし、その中にワンピースの世界観を再現した施設があるのご存知でしょうか。
「知ってるに決まってんだろ( ゚д゚)、ペッ」という方がいたらスミマセン。ワンピースは頂上戦争あたりで時が止まっておりまして…

東京ワンピースタワーはトンガリ島という島を舞台設定に、"麦わらの一味”の冒険を体感できるスポットです。エリアは3~5Fの3フロアを使っているというものですからなかなかに広い。各キャラクターのイメージに沿ったアトラクションや、いわゆる2.5次元のライブショーなども開催されている、ガッツリワンピースの世界を楽しめる場所です。


「ONE PIECE LIVE ATTRACTION『PHANTOM』」PV

そんな中で開催されるホラーイベント。最初TwitterのTLに流れてきた時は、なんだか変わったイベントやってるなと思っていたのですが、コラボ先の部分に「オバケン」の文字が。
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↑あまりの出来事に衝撃を受けている私

オバケンといえば、超絶怖いお化け屋敷「畏怖咽び家」を開催している団体ですよ?そんな加減を知らないお化け屋敷団体が、ワンピースの世界でどんなことをやってくれるのか…考えただけで恐ろしいですが、怖いもの見たさというものは抑えが利かないもので、気が付けが初回公演に参加する運びとなりました。

会場入りすると、先ずはホール状の部屋に通されイントロダクションの開始。アニメのナレーションと同じ声で今回のイベントについての説明があり、どうやら復活したミイラの処理に海軍がてんやわんやだそう。

生きてこの島を脱出するためには、会場内の5つのミッションを遂行し得た呪文と、会場内のどこかに散らばっている5つのキーワード。合わせて10個のキーワードを手に入れて、封印の呪文を完成させること。そして入場前に配られるライフタスキを最後まで守り切ることが条件 となります。

このライフタスキ、ミイラたちから命を守ってくれるいわばお守り的ポジションなのですが、様々なタイミングでミイラに切られる可能性があるので、なるべくミスしないようにしましょう。紙製なのでサクッと切られます。もちろん回復する場所もあるにはあるのですが、後述する惜しい部分を考えると、なるべく切られるのは避けたいところです。

会場で遂行しなければならないミッションは5つ。それぞれ試練をクリアすることで、キーワードをゲットすることが出来ます。ミッションも簡単なものが多いですし、結構運任せな部分も多いので覚悟を決めて挑戦しましょう。失敗しても再挑戦は可能

お化け屋敷要素としては、会場のいたるところにミイラがさまよっており、移動中やミッション中のプレイヤーに向かって襲い掛かってきます。でも動きが緩慢ですし、そこまで怖いものではありません。いつものオバケンテイストを期待してる人はちょっとがっかりかもしれませんね。

そしてなによりもテンションが上がるのが、フロアにルフィ達"麦わらの一味”が登場し、会場を盛り上げてくれるところ。彼らが登場すると途端に歓声が上がり撮影会状態。もちろんミッション優先で動くことも可能ですが、マンガからそのまま飛び出したような彼らの生き生きとした姿を見て楽しむのも、このイベントの楽しみ方の一つなのです。
ウソップの方に乗っているチョッパーがとてもキュート。あと、ナミさんの腰がクィっとなっている所にプロ意識を感じざるを得ない。

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そんなこんなで時間いっぱいタスキも守れて(だいたい90分ぐらい)キーワードも集めきった我々は、無事にトンガリ島を脱出できたのでした。
ラストに大好きな曲も聞けたので良かった。

惜しいと思った部分とこれから行く人へのおせっかい

キャストとの触れ合いや、ミッションの程よい難易度など、部分部分では楽しかったこのイベントでしたが、どうしてもノイズになった部分があったので、残しておきたいと思います。
※この感想は12/2日 17:50分参加時のものです。

会場キャパに対して人が多すぎる

これが一番の問題と言っても過言ではありません。とにかく人が多かった。ミッションが各階に分散しているので、最初の内は良かったのですが、後半みんながミッションを達成し、やることが無くなってくると、どうしてもフロアに溜まってしまいます。ただでさえ人口密度が高いのに、そこへミイラが襲ってくるとなると、プレイヤーが同じ方向へ逃げてしまうので、密度はさらに悪化。会場が薄暗いため不可抗力なのはわかっているつもりですが、足を踏まれたり、逆に踏んでしまったりしました。
ラスト5分はまさに阿鼻叫喚の地獄絵図。この演出は自分が企画を任されても絶対やるとは思うんですが、もっと参加人数が少なめじゃないと本当にストレスになりますね。というか危ない。

入場する際はなるべく早めに並んだ方が良い

これも先の惜しい点と重複しますが、参加人数が多いので、入場するにも時間がかかります。 私は17:30ぐらいに東京タワーに到着したのですが、すでに長蛇の列が。その列に並ぶと私の後ろにもどんどんと列が伸びてきます。並んでいる途中で開演時間が過ぎちゃいました。

最終的なエンドの時間は最初に入場した人も最後に入場した人も一緒なので、圧倒的に最初に入場した方が有利です。私は一回ミスしてタスキを回復してもらったのですが、その短時間のロスですらクリアできるかどうかスレスレだったので、これから挑戦する人は早めに並ぶことをおススメします。 先に現地入りして、不必要なものをロッカーに入れてしまうのもポイントですね。

参加した回は初回でしたし、現場サイドが勝手がまだ掴めていなかったのかもしれませんが、本当に残念。
2.5次元の面白さも垣間見れたし、出された材料は良かったのに…
残り4回。難しいかもしれませんが、より円滑なプレイ環境になることを望みます。