【脱出感想】Mr.Cittaからの招待状

皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は、現在ラ チッタデッラで行われている 『Mr.Cittaからの招待状』に参加してきました! f:id:alfbds0954:20181129213308j:plain

【ストーリー】
女優を夢見るあなたのもとに届けられた、一通の招待状。差出人は Mr. Citta。その名前に見覚えがないあなたは、戸惑いながらも封を開ける。中には一通の手紙が入っていた。

「叶えたい夢がある、キミへ
キミがもしもまだ夢を諦めていないのなら、LA CITTADELLA に行くといい。そこにはキミの夢を叶えることができる不思議なフィルムが眠っているそうだ。人はそれを『魔法のフィルム』と呼んでいる。どうだ、面白そうじゃないか? 物語が集まる街に眠る不思議なフィルムの謎。映画好きのキミなら興味が湧くんじゃないかな。もし興味があるのなら、LA CITTADELLA に行ってみるがいい。それは魔法のフィルムを追い求める人への秘密の招待状だ。ただし、魔法のフィルムを探し出せるかどうかはすべてキミ次第。幸運を祈る。 Mr. Citta」


いかにも怪しげな手紙ではあったが、Mr. Cittaの正体と、そして何よりも『魔法のフィルム』そのものが気になったあなたは、その招待状を持って LA CITTADELLA を訪れるのであった。


【プレイ方式】
タイプ :周遊型
制限時間:無制限
人 数 :1人~ (今回は3人で挑戦)

今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

<一言>
フィルムを使ったギミックが斬新。人生をめぐる冒険、それこそが映画なのです

ざっくり感想

前回ブログにした金田一少年の事件簿と同日に挑戦したのがこの公演。ウェアハウス川崎からラ チッタデッラは歩いて5分ぐらいの距離なので、謎解きハシゴするにはうってつけですね。

rdbgjunction.hateblo.jp

こちらは金田一とは違ってオリジナルストーリー。「一人の女性がひょんなことから巻き込まれる不思議な出来事」って、まさにこれから物語が始まるよって感じがしてワクワクしますね。会場の川崎チッタの雰囲気も合間って、まるで海外のお話のような錯覚を覚えます。

私が挑戦した日は、どうやら音楽イベントが開催されていたらしく、耳を傾けずとも、どこかしらから音楽が聴こえるという中々ないシチュエーションでした。

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そんな中飾られていた超巨大なヴェノム像。「絶対にもらってくれる約束してくれたらあげるよ」キャンペーンをやっていて、ちょっと笑ってしまいました。こんなのおける部屋ってどこやねん…

周遊謎なので、いくつかのポイントを回る⇒得た情報をもとにキーワードを特定するという流れはいつも通りなのですが、題材にもあるとおり、今回重要となるのは「映画」。謎を解くためには、なんとチェックポイントごとに特設サイトから映画を観る必要があります
この映画が短いながら結構シナリオがきちんとしてまして!しかも複数のジャンルに渡って複数本の映画があるものですから、タカラッシュの仕事ぶりにはただただ脱帽です。個人的に一番面白かったのはホラー系のアレ。星新一ショートショートにありそうなヌルっとした嫌な感じがして、昔やってた「週刊ストーリーランド」をちょっと思い出したりしました。

全体の絵柄はとてもスタイリッシュ。それでいて情報が入れすぎないデザインになっていて、キャラクターの表情をあえて見せない作りで、プレイヤーに想像の余地を残させているという非常にセンスのある大人な仕上がり。ストーリーも綺麗にまとまるので、誰かと語り合いたくなること間違いなし。

挑戦中に時刻がだんだんと夜になるにつれて街もライトアップ。
暖色の優しい光がイルミネーションが会場を照らし、とても良い雰囲気になりました。
(これで恋人とプレイ出来たら最高なんですがね…(';'))

謎の感想

この公演では謎を解くのに加え、小冊子にナニカを書き込んだり、ナニカを折ったり、ナニカをナニカに貼り付けたりする作業が非常に多いです。
歩きながらの作業だと苦戦する可能性があるので、どこか座れるところを探して作業するのが得策。ほら、このキットを購入したのもカフェでしたし。
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カフェではないですが、途中休憩で入ったカレー屋さん。
チーズ味のナンがめちゃくちゃ美味しかった~

しかしその苦労も最終的には報われるというか、今まで手に入れたアイテム・ギミックがどんどんと集結していき、ラストシーンへ向かっていくのは結構な感動もの。まさに一本の映画を観ているかのよう。というより途中でプレイヤーが行う行動は、まさに映写機の原点のアレ!

唯一の難点としては、会場の構造上仕方ないのですが通りや路地が入り組んでいるため、謎を解きながら歩いていると非常に道に迷いやすいです。2階を歩いていたら実はそこがスロープ状の連絡通路で、気が付いたら別棟の3階だった。なんてことはしょっちゅうでした。幸いマッピング能力の高い友人がいたおかげで助かりましたが、一人で挑戦していたらと考えるとなかなかに恐ろしい…

挑戦する際は、ぜひ会場の道を把握してからチャレンジしてくださいね。