皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は10/7(日)・8(月・祝)に開催されていた『ナゾガク2018』に初参加してきました!
謎解き好きの謎解き好きのためのイベント『ナゾガク』とは
ナゾガクとは謎解きが大好きな人達が、老若男女、経験の有無、制作者参加者、初心者上級者問わず集まりワイワイする謎解き界最大級のフェスイベントです。
これまで、2013年秋、2014年夏、2015年春、2017年春、2017年秋に開催。 2016年には謎キャン(学生主体の謎解きフェスイベント)とコラボレーションしてキャン×ガクも実施しました。 他にも、ナゾガクEX(2015年冬)、ナゾガクEX2(2018年初夏)など、ここでしかできないお祭り的なイベントを開催しています)
と公式ページに書いてあったのですが、ナゾガク初参加の私にとってはなんのこっちゃさっぱり分からずじまい・・・Twitterで「ナゾガク 公演」などで検索することでなんとなく参加団体の情報をチェックしながら、現地に行けば何とかなるでしょの精神で2日目の入場券を購入。参加日当日を迎えることになります。
当日会場となる某所(あまり積極的な公表はしていないそうです)に開場20分前に到着するとそこには長蛇の列が!
謎解き野郎たちの熱量の高さに驚かされます
並びながら入場券と引き換えにカタログをもらい、中身をパラパラとめくったところであることに気づきました。
(´-`).。oO“これはもしや同人系即売会のシステムなのでは?”
そうなんです。このイベントは最初に入場券を買って中へ入り、それぞれの部屋にたくさんの団体さんが様々な方法で公演を行っていて、我々はその中から好きな公演をチョイスして謎解きに挑戦するシステムだったのです。
参加団体は両日合わせて75団体。公演スタイル・時間・金額も団体ごとに異なっており、全てを回ることは不可能なんじゃないかと思うぐらいの密度でどこかで何かしらの公演が行われておりました。
謎解き野郎たちの熱量の高さに驚かされます(2回目)
ここで直面したのは「どの公演に行けばよいのか問題」
正直2つぐらいしかピックアップしていなかったので、「他の時間はフラフラあたりを見て、気になるやつにポッと入れば良いか~」なんて甘ったるい考えを持っていました。しかし今の状況を整理してみると
①人気公演は「事前抽選制」というものがあり、入場前から勝負がついていた。
※後から聞いたら、全公演が当日券を販売していたようですが、それも発売後即完。
②「事前抽選制」以外にも「整理券配布」を行う公演があり、配布時間は決まっている。
③公演時間の関係で、被る公演が出てくる為、やりたい公演を取捨選択しなければならない
④開場まであと10分。それまでに公演を選定できるほど情報収集をしていなかった。
結論:今回予定通りに楽しむのは不可能
やはりナゾガクのシステム周りを理解していなかったことが敗因か、まったくもって完敗です。興味があっても参加できなかったものが結構ありました。
けれどもそんな事で落ち込んではいられない。「事前の評判がなんだというのだ。直感を信じて飛び込み参加し、面白いものを発見する方が喜びが大きく、またそれが醍醐味でもある」と謎理論と半分負け惜しみを展開して気を持ち直しました。
この考え方が功を奏し、参加した公演は興味深く挑戦的で面白いものがたくさんありました。
参加した公演について
ここからは私が当日参加した公演の感想を述べていきたいと思います。
参加日は8日のみ
ルーム型公演 2
ファミレス型公演 1
※ファミレス型とは、公演時間が確定しているわけではなく、ファミレスのように最初に受付用紙に名前を書き、順番に呼ばれて行き、自分の番になったら挑戦するもののようです。
周遊型公演・他 2
計5つの公演に参加しました。振り返ってみると量的にはさほどではなかったですが、当日はとにかく頭が混乱していて、何もわからない私にはこれが限界だった・・・。
「気が付けば なんだかんだで 16時」という感じでしたね
東狼研究所 『STOP of CURSE』
【ストーリー】
呪われた部屋に眠る伝説の財宝を手にするため、果敢にも部屋への侵入を試みたあなたたち。この部屋に隠された「呪い」とは…?
【プレイ方式】
タイプ :ルーム型
時 間 :約45分
人 数 :4人
結 果 :失敗
≪ざっくり感想≫
この公演の白眉は物語を進めていくうちにプレイの幅が増えていく、という実績解除型ともいうべきゲーム構成。逆説的に目の前にあるもので絶対解ける、という保証がされているのがいいですよね。時間的にはギリギリ成功できるぐらいは残っていたのに、ラストのワンポイントが閃かず失敗・・・でも失敗したときに一緒に参加してくれた方々のノリノリなリアクションを見れたので、とても満足できる公演でした。脱出率10%も納得。
メルエ 『ナゾジン研究所殲滅作戦0』
【ストーリー】
ある日私の息子がさらわれた。
息子を誘拐した男は謎の改造人間(通称ナゾジン)の研究をしている怪しい男だ。
我々は奴が潜伏している廃病院をつきとめた。
やつのいっていることがもし本当ならばとても危険なミッションになるだろう。
息子を救出するためにあなたの力を貸してほしい。
【プレイ方式】
タイプ :ルーム型
時 間 :約40分
人 数 :6人
結 果 :成功
≪ざっくり感想≫
テンションたけーーー↑↑↑
メルエの公演はその高い評判を聞きつつ、参加したことが無かったので、今回のナゾガクではどうしても行きたい公演でした。
その結果は噂以上で、質の高い謎とパッション高めのストーリー。会場のシステムを上手に利用しており、とても楽しめました。プレイヤー6人+スタッフ3人があの空間に入ると少し狭いですが、それもてんやわんや度に拍車がかかっていい演出。
常盤倶楽部 『ゆうしゃと鋼の騎士』
【ストーリー】
悪の組織が造りしマザーコンピューターが、
今まさにメタルハンター100体を放出しようとしている。
それを阻止するため、敵の研究室に忍び込み、
マザーコンピューターを破壊せよ。
【プレイ方式】
タイプ :ファミレス型
時 間 :約30分
人 数 :2人
結 果 :成功
≪ざっくり感想≫
ゲーム中盤の演出で思わず「うぉぉぉぉ!!??」と叫んでしまった私です。
だってこんなの初めて見たものーー。あんなの出てくるなんて思わないんだものーー。
かといってそのワンポイントで押し通すのではなく、謎も「自分の頭と現場のアイテムを使って解く」私の好きなタイプの小謎が多く、終始ワクワクしっぱなしでした。
スタッフの方はワンオペですべてを回してました。ただただ脱帽です。
JOKER PROJECT 『仁義なきネタバレ』
【ストーリー】
海豹組と茸組による抗争は激化を辿る一方であった
それを迷惑に思った道化組は、立会人となり話し合いの場を設けた
「もう原因も覚えていないが決着が付かねば沽券に関わる!」
そう言い合う2人を見て立会人は提案した
「じゃ、謎解きを作って面白い方が勝ちってことで」
お互いしぶしぶ勝負に挑むが正々堂々とはほど遠い・・・!?
JOKER PROJECTが送る2018ナゾガク内周遊公演
命に代えても相手の『ネタバレ』を手に入れろ!
【プレイ方式】
タイプ :周遊型
時 間 :無制限(大体1時間ぐらいでクリア)
人 数 :1人~
結 果 :成功
≪ざっくり感想≫
トムとジェリーかな?
通常版で参加したのですが、一部のヒント場所がよくわからなくてメタ解きしてしまいました。両組長のアザラシとキノコをへの愛を唯々感じる公演でした。
ライト目の謎で他の公演の合間合間に進めることが出来たので良かったです。
缶バッジのお土産ももらったよ。
抽選や整理券配布に間に合わず、行けない公演も多々ありましたが、全然知らなかった団体さんの良公演を楽しむことが出来て本当に良かった。
運営さん、出展者の方々には本当に頭が下がります。来年はもうちょっと下調べをしてナゾガク2019に挑みたいと思います!