【謎解き 感想】不思議な扉と100の謎 シティ回遊謎ラリー

全国150万人の”100日目にすべての謎を解き明かす”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在東京ドームシティ全域で開催されている
『不思議な扉と100の謎 シティ回遊謎ラリー』に挑戦してきました!

【ストーリー】
東京ドームシティ全体に全100個の謎が隠された。
これは、東京ドームシティ内のさまざまな場所を巡って楽しむ謎ラリー。
隠された謎をいくつ見つけ出し、解き明かすことができるかな?

※ゲームサイトにアクセスできるスマートフォン端末が必要です。

「トーキョーディスカバリーシティ!回遊パス」をもとに、
東京ドームシティ内のさまざまなスポットに隠された謎を見つけ出して解答しよう!
正解数に応じてクリア特典がもらえます。


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【プレイ方式】
タイプ:周遊型
制限時間:特になし
人 数 :1人~

個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

ざっくり感想

以前更新した『遊園地謎解きゲーム 2つの世界と不思議な扉』と同時開催のコンテンツ。

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こちらは特にストーリーなどはなく、単純に東京ドームシティに散らばった小謎を解いていくスコアアタック的な謎解きが楽しめます。

巨大スクリーンではCMがたくさん流れていました

そしてその東京ドームシティに散らばった謎というのが非常にボリューミーで、その数なんと100個(有料エクストラ謎を含む) 1問1問は本当にサクッと解けるものの、広大な敷地を探索しなければならないため別ベクトルでなかなかハードな周遊謎でした。


キットの中にエリアのどこに謎スポットが設置されているかが書かれているマップがあります。これが本当に生命線になります。絶対に落としたり失くしたりしないようにしてください。


キットは東京ドームシティで僕と握手でおなじみスタジオGロッソの地下。
QuizKnockのイベントグッズが販売しているエリアでゲットできます。


『遊園地謎解きゲーム 2つの世界と不思議な扉』と違って自分の好きなルートで遊べるので、東京ドームのいろんな景色を楽しめるのは良ポイント
いろんなスポットやお店でQuizKnockのメンバーが写っているので、彼らの凄さを改めて感じましたよ。



この謎の特色といえば、NFCタグを利用した謎へのアクセス方法。
謎スポットを発見したら、スマホを近づけるだけでサイトに飛んで該当の謎にチャレンジできます。
個人的にこのタイプのギミックは初めてで、「科学の力ってすげー!」と言わざるを得ませんでしたね。

もちろんNFCタグが入っていないデバイスでも、掲示されている2次元コードからアクセスできるのでご安心を。


あとスコアアタック方式と言いましたが、期間中解いた謎の数に応じて実績が解除され、イベントのオリジナルグッズが手に入ったり、公開イベントに参加できる抽選権が得られたりしました(イベントは終了済み)。
最小20問クリアからステッカーがもらえ、無料で解ける謎80問と『2つの世界と不思議な扉』をクリアすると特製クリアファイルがもらえます
一般的な謎解き野郎としてプレイバリューがよいのはここらへんまでだと思います。エクストラ含めた100問クリアはまじで苦難の道やで。

謎の感想

80個という数をなめてました。
「謎自体は多分1枚謎的な感じだから、ひらめきさえすれば結構サクサクいくんじゃね?」と。


結果からいうと3日かかりました。累計時間にすれば6~7時間くらいやっていたと思います。
まぁ途中『2つの世界と不思議な扉』を挟んだりしてはいたんですけど。

ともかく東京ドーム+ドームシティの全域に謎があるのでかなりの距離を歩くことになります。 
スポットを一つみつけたら携帯を近づけ謎を取得し、その場で少し考えて正解を導き、また次のスポットへという、ちょこちょことしたルーティーンが結構体に負担でした。
もしかすると一気に謎を取得してからカフェかなんかでガーッと解いたほうが良かったのかもしれません。

また、一部のスポットはマップを見ても場所が不明瞭で、ヒントサイトで場所を確認して探索をしました。

ただ苦労した分実績が解除されたときの達成感は抜群。
個人的には50問クリアしたときが一番嬉しかったです。まぁその日は50問クリアするまで帰らないと自分に枷を加えてたからなんですけど。

おすすめなルートとしては『2つの世界と不思議な扉』と絡めてラクーアエリアとアトラクションエリアを潰し、その後他の場所へ行くのが良いかもしれません。

おわりに

ちなみに本イベントの特設サイトには回り方指南としてエンジョイコースとガチコースの回り方が解説されています。

1日の楽しみ方 | トーキョーディスカバリーシティ!2024 不思議な扉と100の謎 | 東京ドームシティ

ガチコースの文章で「時間内(1日で)クリアしきれるのか!?」みたいなニュアンスが書かれてているので、このハードさを公式も承知なんでしょう。鬼か。

【謎解き 感想】遊園地謎解きゲーム 2つの世界と不思議な扉

全国150万人の”ウインナー好きの”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在東京ドームシティで開催されている
『遊園地謎解きゲーム 2つの世界と不思議な扉』に挑戦してきました!

【ストーリー】
その謎を解くために僕と君は分かれた
東京ドームシティ アトラクションズに新しくできた
「遊園地謎解きゲーム 2つの世界と不思議な扉」という謎解きアトラクション。
なんでも不思議な扉を通して、2つの世界に2人のプレイヤーが分かれ、
協力しながら謎解きをするゲームだという。

いつでも以心伝心な双子のあなたたちは、早速遊びに行くことに決めた。
まさかそこで大変な出来事に巻き込まれていくことも知らずに……。


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【プレイ方式】
タイプ:周遊型
制限時間:無制限 (公式発表2~4時間)
人 数 :1人~

個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

ざっくり感想

QuizKnockと東京ドームのコラボ謎解き第二弾!
今回は東京ドーム・ドームシティすべてを使った大規模100問謎解きと、ストーリー性のある周遊謎の2本が楽しめます。

しかも周遊謎の方は次元を分かたれた双子が主役ってことで明確に東問・言のお二人を意識している構成になっていました。
顔を見せるわけではないので直接御本人という設定ではないにしろ、声や映像などは完全にあの双子なので二人のファンならもっと楽しめるのではないでしょうか。


昔から遊んでいたQuizKnockの謎解き。
謎と自体は素晴らしかったんですが、唯一の欠点は本人たちがゲーム中に出ないというところだと思ってたんですよね。
彼らの謎解きをしたいんじゃなくて、彼ら「と」謎解きをしたかったんです。

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今回はそういった夢の一端が叶ったんじゃないでしょうか。


キットは東京ドームシティアトラクションズのチケットコーナーでゲット可能。
ゲーム中アトラクションに乗って手がかりを得ないと行けないシーンがあるため、アトラクションの回数券や1日フリーパスと共にセット販売されています。単体販売は有りません。

これは他の謎解き団体とのコラボでもそうだったので仕方がないといえば仕方がない。

個人的にはアトラクションチケットのほうがおすすめ。比較的安いし、謎解きだけですべての回数券を使い切るわけでもないので、終わったら好きなアトラクションを楽しめます。しかもフリーパスと違って日付の指定がない! 
余裕があったら別日に来て楽しむことだってできちゃうのです。


私が遊んだ日がちょうど東京ドーム周辺で色んなイベントがやっていた日で、人手がかなり多かった。
そんな中でもダントツで多かったのが謎解きしている人たち。みんな同じ袋やキットを持っているからすぐに分かる。

しかも謎解き好きが遊んでいるというよりかはQuizKnockのファンっぽい人が殆どで、みんなQuizKnock好きなんだな~と思いながらプレイしていましたよ。

謎の感想

ゲームは手元のキットとLINEを使って進行。
不思議な別世界に飛ばされてしまった兄弟との再会を果たすため、お互いの手がかりをメッセージでやり取りしたり、時には通話したりして謎を解いていきます。
このときの相方の状況把握能力というか、飲み込み力高く有りません?
こっちがまだワタワタとしている間に「じゃあやろっか」みたいなテンション。さては貴様すでに経験している・・・?


ノリは王道な周遊謎といった形で、現地のロケーションや店の看板を使った謎解きが展開されるので、なんだかんだ結構な量歩いた気がします。



謎自体の難易度はそこそこと言った感じだったんですが、一番詰まったのは相手の指示を受けて謎を解くシーン。

詳しくは言えないんですけど、なんかうまくいかないんですよね。
多分現地に謎解き参加者だけでなく、普通に過ごしている人もいて全体的に混んでいたから、思ったような動線が辿れなかったというのが原因でしょう。

数回リトライを重ねてようやく答えを導けた気がします。ここだけはテキストベースにして欲しかったー。


その後は特に詰まることもなく、サクサクと謎を解いていく。
同じドームシティを回っているのに相方との邂逅はラストまでずっとお預けです。
なので最後の答えを導き出したときは「やっと会えそう!」という高揚感がありましたね。

大体のプレイ時間は2時間程度。アトラクションが混んでいたらもっと時間かかるかなと言った印象でした。

おわりに

東京ドームシティを大きく使った『2つの世界と不思議な扉』。ついに念願と言ったメンバーとの謎解きが楽しめたのは良かったですね。
なんならもっと前面に出しても良い。「捕らえられた山本さんを救い出せ」的なやつでも良い。

実は同時に『シティ回遊謎ラリー』もプレイしていたのですが、そちらは計3日にもおよぶ大スペクタルになったのでそれはまた次の機会でお話します。
それでは。

【謎解き感想】逢魔ヶ遊園地からの脱出 迷子センター怪異課

全国150万人の”せっかく買ってもらった風船を青空に飛ばしてしまったことのある”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は南新宿で開催されていた
『逢魔ヶ遊園地からの脱出 迷子センター怪異課』に挑戦してきました!

【ストーリー】
ここは、逢魔ヶ遊園地。
今日は、スタッフになったあなたの初出勤日だ。

新生活に心躍らせるあなたが配属されたのは、
迷子センター怪異課 だった──。

次々と訪れる「ヒトならざるモノ」の迷子たち。
怪異が起こすトラブルに対応する中で、あなたは一つの真実に辿り着く。

何故、怪異課が存在しているのか。
「ヒトならざるモノ」はどこから来るのか。
徐々に明かされる、逢魔ヶ遊園地に隠された秘密とは。

「ヒトならざるモノ」との仕事が、今始まる。



【プレイ方式】
タイプ:ホール方
制限時間:60分
人 数 :4人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
遊園地を舞台としたドタバタ職務体験!

ざっくり感想

南新宿に拠点を置くファーニャーの公演
『逢魔ヶ遊園地からの脱出 迷子センター怪異課』に参加。

舞台は子どもも大人も楽しめる夢の国、逢魔ヶ遊園地。

普段は普通の遊園地だが夕方になるとそこは別の顔を表す。
続々と出現する怪異たち。
なんと逢魔ヶ遊園地はおばけや妖怪も楽しめるとんでもない遊園地だったのだ!

遊園地の名前に逢う魔が時なんてものがついている時点で100%そうなるやろな導入からスタートする本作。ソロで挑戦をしてきました。
ファーニャーでソロ凸をすると意外と勝率が高い印象。謎解きの手練れが多く参加しているのかな。


本編は逢魔ヶ遊園地の職員募集ムービー調のOPからスタート。
文京区に有りそうな遊園地をバックに、スタッフがイキイキと働いている様子を見せつつ、画面はアルバイトの書類選考へ。
採用BOXと不採用BOXに振り分けられる書類たちに加え、中には地面に捨てられる履歴書も。そしてその先には…。

ここで確信しましたね。この公演めっちゃおもろいわと。
個人的にOPが素敵なだけでだいぶ加点しちゃうんですが、それを抜いたとしてもかなり好きな公演でした。


基本的なゲームの流れは遊園地に訪れた怪異たちの困りごとをスタッフとして対応するというもの。
迷子センター怪異課にやってくるおばけたちもバラエティ豊かで、デザインもキュートなものが多かったですね。

ぬえ。出てこない。

幼い頃にディズニーランド以外のいわゆる遊園地に行った経験があまりない私でも、遊園地で起こるトラブルがいかに修羅場というのかが存分に伝わりました。

というか謎解き好きになると大人になってからのほうがよっぽど遊園地行きませんか?
なんなら閉園後に公演がはじまるけれどもせっかくだからとあさイチから遊園地入ってめちゃくちゃ楽しんじゃって、公演がはじまる段階でヘロヘロになったりしませんか?しませんか。そうですか。


ともかく遊園地というシチュエーションを存分に活かした謎解きが楽しめます。

謎の感想

遊園地が舞台なため、場内マップやアトラクションなど、テーマに則ったジャンルの謎解きが多く登場し、私たちを楽しませてくれます。


特にアトラクションを模した謎解きは非常に力が入っておりまして。
とある謎は小謎でよく見るパターンではあるものの、普段の様子とはまた違った視点で解くタイプになっており、同卓した方と「すげぇ!すげぇ!」と言いながら謎と向き合っていましたね。あそこでぐっと掴まれました。


また、最序盤で対面する謎に関してもめちゃくちゃコストが掛かっていて、絶対に後で使うから覚えておこうと思ったらすぐに回収されちゃったりして、ある種ファーニャーのクレイジーさの一端を垣間見た気がしました。


謎を通して様々なトラブルに対応していた私たち。
もうそろそろ業務も終わりか…というところでとんでもない爆弾が届きます。


そしてゲームの雰囲気がグッと怪異の方に傾き、これまでよりもシビアな戦いが始まりました。

怪異現象と対峙するために必要なことは、遊園地に対する理解度と、これまでの情報を取りまとめる力でした。
あまりにもサラッとした情報だったので、チームメイトがこの話を思い出した時、そしてそれを聞いたときの感じは痺れましたね。

時間的にかなり余裕を持ってのクリアでしたが、おそらくこれは当日のメンバーが強強だっただけで、失敗も全然ありえたかなと言ったところ。

EDのノリも秀逸でした。そして遊園地はまた獲物を探し続けるのだ。

おわりに

という感じで『逢魔ヶ遊園地からの脱出 迷子センター怪異課』の感想でした。
謎や演出が高いレベルでまとまっていて、ファーニャーの自力の強さを感じました。
一方でオペレーションのミスがあったりして制限時間が伸びたりしたんですが、まぁ体験として不利益でなかったので良かったです。

残念ながら先週末で公演は終了してしまったのですが、おそらく再演もあるかと思いますので、気になる方は待ってみてはいかがでしょうか。
私はヴィランサイドの再演行脚したい!

【謎解き 感想】雨上がりの神隠し

全国150万人の”雨上がりのマンホールで滑った経験のある”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在南新宿で開催されている
『雨上がりの神隠し』に挑戦してきました!

【ストーリー】
7月。青々と茂った葉っぱが日光を反射する。
天気予報によれば、今日の最高気温は40度越え。まさにうだるような暑さだ。
ゆれ動く陽炎をぼうっと見つめていたそのとき、突然視界が暗くなった。

そして次に目を覚ました時...僕は何も無い異質な空間にいたんだ。
「あなた、”こっち側"に来てしまったんですね」
突然話しかけてきた巫女服姿の女性。

僕の目をじっと見つめると、彼女はゆっくりと言葉を発した。
「落ち着いて聞いてください。あなた、"神隠し"にあったんです」


【プレイ方式】
タイプ:ホール型
制限時間:60分
人 数 :4人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
彼女と共に紡ぐ物語。神隠しの先にあるものは

ざっくり感想

南新宿に拠点を置くファーニャーの最新公演。
謎解きクリエイターけんぴ。さんが手掛ける物語体験型脱出ゲームの3作目に挑戦してきました。



物語体験型脱出ゲームとは、「物語を読み解くこと」を重視した謎解きコンテンツ
ホール型公演であるもののチェックポイントでアクションを取ったり、要所要所で登場人物とのやり取りを挟んだりなどして、自分たちが物語の当事者であることを強く感じさせる演出が多くてよかったですね。


演出でもう一つ良かったのは、序盤の「神隠し」演出。
アバンタイトルで流れる実写ムービーをみていると会場が暗転し、一瞬の間に会場が狭間の世界へと変わります。
私自身、実際体験したことがないので詳しくないんですが、神隠しって仰々しくないところがいいですよね。
意識しない間に、気づかぬうちに、ふっと世界を飛び越えてしまう。それが人に恐怖を与えつつも惹きつける魅力なのではないでしょうか。

狭間の世界の雰囲気も最高でしたね。最初こそ部屋の変化にギョッとしちゃうんですが、神楽鈴の音と相まってある種の気品すら感じました。

あと個人的には現実世界のパートに実写を使っているのにこだわりを感じていて。
普段の公演であれば両方アニメでもぜんぜんアリだったと思うんですよね。
でもあえて現実世界を実写、狭間の世界をアニメーションにすることで次元の違い=本来いるべき場所ではないことを表現しているのかなーなんて考えていましたよ。
境内まで続く階段で聞こえる蝉時雨の音量のデカさ。この公演は夏にこそやらないといけない。

謎の感想

さて、異世界に迷い込んでしまった私たち。
そこが自分の理想郷であればよかったのですがそうも言っていられない。自分の世界に戻るべく行動を開始していきます。


物語性重視ということで謎解きが軽めなのかなと勝手に思っていたのですが、全然そんなこと有りませんでしたね。
私たちの卓はたまたま強者テーブルだったのでラス謎をじっくり考える余裕がありましたが、普通に時間切れっぽいテーブルもありましたから。

ただ、謎解きとストーリーの調和具合がとても良く、2つの要素がドライブしながらスイスイと進んでいく感じがとても心地よくて良かったです。
あと個人的に今回のメインどころとなる問題のスタイルがとても好きなやつだったから、解いていてめっちゃ楽しかった。
一種の揚げ足取りというか、きちんとルールに則ったうえで発想の転換をしたい人におすすめです。


てな感じでラストの方までかなり順調だったんですが、物語の読み込みが足りずにボタンの掛け違いみたいなミスをしてあえなく失敗してしまいました。うぉぉぉ、残念!
まぁほぼ成功だったので良しと思っています。


EDのテイストも好き。夏独特のノスタルジーさが存分に出ていて素晴らしかった。

おわりに

そんな感じで『雨上がりの神隠し』の感想でした。
公演直後はあまり感じていなかったんですが、それから振り返るごとにこの公演が好きだと気づく自分がいます。もしかしてスルメ公演だったりする?

実は今週末で終演されます。まだ行っていない方は是非挑戦してみてください。

【謎解き感想】ダイスに導かれた三日月鉄道

全国150万人の”東京駅は舞浜への乗り換え口と思っている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在JR東京駅で開催されている
『ダイスに導かれた三日月鉄道』に挑戦してきました!

【ストーリー】
電車の運転士であるあなたが東京駅構内を歩いていると、乗るはずだった電車に乗りおくれて泣いている不思議な少女と出会う。
この少女といっしょに、東京駅のどこかにかくされている非常用車両(ひじょうようしゃりょう)をさがすことになったあなた。
数々のナゾをときあかし、無事に少女を目的地まで送りとどけることができるのだろうか――。

【プレイ方式】
タイプ:周遊謎
制限時間:特になし
人 数 :1人~(今回は2人で挑戦)

個人的満足度★★★★★★☆☆☆☆ 6/10点 

≪一言≫
人がごった返す東京駅で新たな発見なるか。エクストラが好き

ざっくり感想

久しぶりにタカラッシュの無料鉄道謎に挑戦してきました。
といってもCODE:WESTや鉄道探偵シリーズみたいにフリーパスを使って1日どっしりと遊ぶタイプの公演ではなく、サクッと遊べるタイプのやつ。

基本的に全てのストーリー、謎解きがLINEとWebサイトで進行。
クリア後に条件をクリアすればエクストラ謎にも挑戦できるなかなかにコスパの良い楽しい公演でした。


会場は改札内を除く東京駅構内。公演期間は7月2日から8月6日までと少し短めなので注意

びっくりするくらいポスターが貼ってある

物語は乗るはずだった電車に乗りおくれて泣いている不思議な少女と出会うところから始まります。
この少女といっしょに、東京駅のどこかにかくされている非常用車両(ひじょうようしゃりょう)を探すのが大きな目的。

ネタバレになるのであまり言えないんですが、少女的にこの電車を逃したのは、我々が山手線を1本のがしたくらいでは済まされないレベルの大ピンチ。
泣いている人をほっとくわけにもいかないので一緒に車両を見つけてあげましょう。


遊んでいてまず一番に思ったのは周遊謎として魅力的であり弱点でもあるんですけど、東京駅がべらぼうに広い
1日あたりの列車発着本数がやく3,000本あって、乗り換えなしで34の都道府県とも結ばれている化け物ターミナルですからね。その広さはもはやダンジョンと言っても過言ではない。

加えて人がとっても多い。本当に多い。目が飛び出るほど多い
私は午前中~お昼のタイミングで遊んだんですけど、時間が進むにつれてどんどんと人口密度が増した気がしましたね。


無限に広がるエリアと張り巡らされた階段。観光客でごった返す通路を文字通りかき分けて進む必要があります。気を抜くといつの間にか自分の位置がわからなくなってしまいます。
ちなみにざっくりと八重洲側、丸の内側、北と南を頭に叩き込めば現在地の把握はしやすいです。
なんならLINEで地図をすぐに参照できるのであまり心配はないでしょう。


チェックポイントに向かうと二次元コードが貼っており、それを読み取ることで謎が出題されます。
おおっぴらにクリップボードを開くのがはばかられるシチュエーションでは、なかなかに良いシステムだったのではないでしょうか。


謎とダイスの導きにより東京駅のあちらこちらを渡り歩く私たち。
普段お土産を買う場所やキャラグッズを買う場所しかいかないので、飲食店エリアに突如現れる外国人向けの日本を全面に出した空間がとても唐突で印象に残りました。
あと、顔はめパネルとかがあって、こんなん誰がやるねんと思っていましたが、酔っ払った日本人四人組のおっさんがかわりばんこに顔をはめて写真を撮っていました。世界よ、これが日本だ。

謎の感想

非常用車両への道しるべとなる謎はおおよそ1枚謎的な感じで非常にコンパクト。
サクッと解いて次へ行けるので、謎解きが趣味の人ならラストまではとスルスル進めるでしょう。


1つ残念だったのは、タイトルにもある通りこの公演の特徴的な部分であるダイス要素にイマイチ価値を見いだせなかったところ。
おそらく桃鉄のようなすごろく要素を入れたかったのかもしれません。
ですがあまりにもシステマチックになっているそのデバイスではダイスを振ろうが振るまいが結果はほぼ同じ。
ストーリー上大切な演出なのに、遊んでいる側にとっては逆に物語すら進まない無の時間になってしまうのはもったいなかったかも。


しかしこの公演の本気を見たのはゲーム終了後にゲットできるエクストラ謎なのです。
プラスで600円かかってしまうのですが、そもそもこの謎解きは無料で楽しめるのでお礼も兼ねて購入したほうが絶対に良い。

ギミックにより変幻自在に姿を変える謎たちと、緊張感のある指示文。そして物語のラストを突っ走る非常用車両。その行く末は・・・。
クリアカードも工夫が凝らされており一見の価値あり。このしくみめっちゃ久しぶりに見たな~

こちらは本編のクリア画像

おわりに

そんな感じで『ダイスに導かれた三日月鉄道』の感想でした。
本編でモヤモヤした頭を見事エクストラでスッキリさせてくれましたね。プレイ時間は休憩なしのエクストラ含めて3時間ほどでしょうか。他の公演とハシゴを考えるなら本編だけサクッと遊んでエクストラは家でやると良いでしょう。

あと2週間位で終わってしまうイベントなので、興味のある人は東京駅に急げ!

【謎解き 感想】転変の館 ヨーカワリ荘からの生還

全国150万人の”3DKを一部屋統合して2LDKとして使っている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在タンブルウィードナゾベースで開催されている
『転変の館 ヨーカワリ荘からの生還』のに挑戦してきました! 

【ストーリー】
多重債務者であるあなた。借金の取り立てに悩んでいたさなか、ふとあるポスターが目に入った。

「多重債務者募集 貴方の借金を一時間でゼロに」

と書かれた胡散臭いポスター。どうやら多重債務者を集めて行うイベントのようだ。
漫画や映画で見たような、明らかに怪しいイベント。しかし他に方法もないあなたは、このチャンスに賭けることにしたのだった。

指定された日時。集合場所とされていた山奥へ向かうと……
そこには怪しげな車が停まっていた。

怖気付き引き返そうかとも考えていたあなたの元へ、使用人らしき男が近づいてくる。

お待ちしておりました。
あなたを「ヨーカワリ荘」へご案内いたしましょう。


【プレイ方式】
タイプ:ホール型
体験時間:約120分
人 数 :4人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
すべてが転変する極限の館で、チャレンジャーレーベルの壁を知る

ざっくり感想

タンブルウィードの面白さと難易度が天元突破するカテゴリ、チャレンジャーレーベルの最新作。
今回は誰も知らない場所にある転変の館ヨーカワリ荘を舞台に、一獲千金の夢をかなえるため極限の謎解きに向かいます。

チャレンジャーレーベルの公演はこれまで『海上の棺ヨーシズム号からの生還』があり、こちらは2023年のタンブルウィード人気コンテンツランキングで“圧倒的1位”を記録したことでも知られています。 私も挑戦しましたが、玉砕と言っていいほどの完敗を喫してしまいました。完敗しすぎてもはや清々しいまである。
ラストの展開は本当に度肝抜かれたもんなぁ~解説の時にスタッフの方が言ったとあるセリフで会場がどよめいたのをいまだに覚えています。

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という感じで、個人的にチャレンジャーレーベルは勝ちたいという気持ちはあるものの、どちらかというとデカい壁に立ち向かって自分の力量を測りたいという気持ちがありますね。


会場は下北沢にあるタンブルウィードナゾベース

この写真では見られませんが、劇中のポスターを貼り付けて作られたスタッフからのまるで観光地のようなメッセージがお出迎えしてくれますよ。

今回ストーリー面で面白かったのは、ヨーシズムでも我々に強烈なインパクトを残したあの組織の存在
嬉しいことにヨーカワリでも登場しこちらの心情をかき回してくれます。
謎解き公演ってナンバリングとして横のつながりがあるものは多いですが、本来は別の公演だけど同じ組織が登場することで縦軸のつながりが感じられるのは遊びゴコロがあってよいですね。

加えて言うと、1度きりかもしれないけど新規ネームドキャラが増えたりしているので、あの組織を追いたいファンの方(?)ならマストで行っておくべき公演でしょう。

謎の感想

やっぱり届きませんでした
さすがチャレンジャーレーベルと言いますか、情報の取捨選択、とっさの判断力、アドリブ性のどれをとっても高水準でなければ突破できない非常にタフな公演でした。


公演中挟まれる「まだ○○をしていないチームはヒントをご活用ください」のアナウンスに迫りくるタイムリミットを感じつつ、身を焦がしながら謎を解く緊張感。一度止まってしまったら飲み込まれてしまうほどデッドラインは常に背中にありました。まさか最初の小謎からヒントブックを使うとは思わなかった。
さすがに難易度設定について賛否あるかもしれませんが、たまにはこのような状況も悪くないと思います。

また、今回の公演で使われているシステムはかなり独特なもの。
このシステムがタイトルのようにヨーカワルことによって謎解きとしての面白さはどんどんとドライブしていきます。さすがの実装力と言いますが、タンブルの凄さを改めて実感しましたよ。


ヨーカワリ荘。本当によくできたタイトルだと思います。
変わるのは百も承知なんだ。でもそれを見通す力が私たちのチームには足りなかった。
解説には開いた口がふさがりませんでした。ロジックの衝撃度はヨーカワリの方が上でしたが、全体的な好き度でいえばこちらの方に軍配が上がりますね

おわりに

そんな感じで『転変の館 ヨーカワリ荘からの生還』の感想でした。
やっぱり今回もダメだったかと思いつつも、私たちのメンバーは既に次回作へのリベンジに燃えています。
いつかチャレンジャーレーベルを突破するまで私たちの挑戦は終わりません。

つぎはどんなタイトルが待ち受けているのでしょうか。ヨースベル坂とかかな。

【謎解き 感想】銀座謎解き街歩きゲーム 銀座令嬢誘拐事件

全国150万人の”1871年生まれ”の皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在銀座エリアで開催されている
『銀座謎解き街歩きゲーム 銀座令嬢誘拐事件』に挑戦してきました!

【ストーリー】
もしも困った事件が起こったら、銀座のポストから手紙を出そう。
宛名も住所もいらない。 ただそこに「ポスト探偵」とだけ書けばいい。

あなたは、東京銀座のはずれに小さな事務所を構える探偵。
だが、ただの探偵ではない。
生身の人間と話すのは苦手だが、郵便ポストと会話ができる力を持つ。
しかも、そのポストから過去に出されたあらゆる手紙を、
復元することができるのだ。

事件解決率100%の伝説の探偵。
人はあなたのことをこう呼んだ。

ポスト探偵、と。


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【プレイ方式】
タイプ:周遊謎
制限時間:特になし(所要時間目安120~180分+α)
人 数 :1人~(今回は2人で挑戦)

個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

≪一言≫
いつものポストが違って見える、過去の名作が帰ってきた!

ざっくり感想

リアル脱出ゲームでおなじみSCRAPが日本郵便とコラボした公演『銀座令嬢誘拐事件』を遊んできました。

過去の名作を現代用に最適化したリバイバル公演でして、初演はかなり昔だったはず。
謎やストーリー進行を全てスマホで完結させるシステムはこの頃からあったのだろうか。だとしたら街歩きゲームとして当時かなり先進的だったでしょうね。
周遊謎としては結構珍しいタイプですが、バッグに沢山の紙を入れて落とし物に注意しながら回らなくて済むのは個人的にすごく助かります。


ゲームの舞台は東京一のお金持ちエリア銀座。
行方不明になってしまった少女を、探偵となった参加者がポストに聞き込みをしながら探すというのが今回のストーリー。
ポストに聞き込みという耳馴染みのない言葉をつい書いてしまいましが、まさにここがこの公演の特徴的なポイントなのです。

ゲーム中、参加者は銀座中にある沢山のポストを巡りながら謎を解いていくことになります。
実はポストには地域や区域で固有の番号が振られており、それを特設サイトに打ち込むことで、情報の収集や謎解きができるという仕組みになっています。

ポストに番号が書かれているなんて今回の公演で初めて知ることだったので結構衝撃を受けましたね。
周遊謎としてのギミックに寄与しているなんて、さすがの視点としか言えません。
特設サイトでは自宅や近くのポストの番号を入力することで遊べるお試し謎があるので、ぜひこの衝撃の事実だけでも味わってほしい。

銀座ナゾトキ街歩きゲーム|銀座令嬢誘拐事件



郵便ポストと会話ができる力を持つポスト探偵、人格を持つポストたちはそれぞれがお嬢様口調だったりこだわりの強いおじさんだったりと、いろんな性格が付与されていてかなり個性的でした。
そしてその会話をもっともり立ててくれるのが、相棒ネコであるキッテの存在。
キッテとポストのやり取りがゲーム中の見どころなので、次はどんな会話が来るのかワクワクしながら歩けるのが楽しかったですね。

あと、遊ぶときは人が少ない平日の昼間にやるか、歩行者天国が開催されているタイミングが移動しやすくて良いと思います。
誇張なしに思ったよりも沢山のポストを巡るので、歩きやすい靴は必須です。

謎の感想

前述した通り、この公演には解答用紙やストーリーシートなどが一切存在しません。全てスマホで完結します。
そのため出題される謎は複数の要素がまたがったりする感じではなく、一問一答のようなシンプルなものが多かった印象。謎解きをたくさんしている方たちには少し物足りないかもしれません。
まぁ、謎解きに関して言えばあいつがいなかったらもっと捜査は簡単に進んでいったんですけどね。
リバイバルしているとはいえ、SCRAPの中でも比較的初期の作品であるため、高難易度化が叫ばれている2024年の基準だとだいぶ優しいと感じました。


ただ、令嬢を誘拐した犯人に関しての推理はミステリー作品ならではの捻りが加えられていましたし、ラストの謎は結構ひらめき力を使ったと思います。
個人的に楽しかったのは誘拐犯の名前を特定する下りからのそれにまつわるポストを見つける流れ
遊んだのが休日だったので人も多く結構探索に苦労しましたが、見つけたときは達成感がありました。


また、本編で語られながらもメインでは無かった要素がサブストーリーとして拾われており、物語に没入していた自分としては大団円を迎えられてとても良かったですね。
全部で1時間程度なので、時間に余裕があったら是非チャレンジしてみてください。

立ち姿も可愛い。にゃんぱらり~

おわりに

といった感じで『銀座謎解き街歩きゲーム 銀座令嬢誘拐事件』の感想でした。
近年の街歩きゲームはその場所の新しい魅力を発見!みたいなコンセプトが多いですが、言葉通り「街歩き」という感じでしたね。私はこういうシンプルなのも好きよ。

頑張れば午前中にサクッと楽しめる周遊謎に仕上がっているので、ハシゴ前の前哨戦として挑戦してみるのはいかがでしょうか。

【謎解き 感想】HELLO WORLD

全国150万人の”挨拶好きな”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在謎解きcafeスイッチで開催されている
『HELLO WORLD』に挑戦してきました!

【ストーリー】
21XX年、人口の増加に伴い、選民思想が浸透していた。

16歳までの期間は施設での生活が義務づけられ、
そこでは全ての教育がAIによって提供されていた。

16歳になると、最終試験が行われる。
その試験を突破できた個体のみが、
社会生活を歩む資格を得ることができる。

そしてついに今日、
あなたは16歳の誕生日を迎えた。
試験会場に向かおうとすると、
見知らぬ封筒を見つける。

╋━━━━━━━━━━━━ 
この試験は罠だ
突破手段は用意した
この施設から脱出しろ
━━━━━━━━━━━━╋

いよいよ、あなたの運命を決める試験が始まる。

【プレイ方式】
タイプ:ホール型
制限時間:60分
人 数 :4人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
それは運命を変える挨拶

ざっくり感想

タンブルウィードと学生団体のコラボ公演第3弾
今回のコラボ先は京都大学の学生を中心とした謎解き制作団体ハードナッツ


選民思想が浸透した透明な世界で、自分の運命をかけたテストが始まります。ところがそのテストにはとある思惑があって…というのが大まかなストーリー。

無機質なドット、青と白の色でのみ構成されたされた世界はディストピアの雰囲気を漂わせ、テストによって自分の適性が決まるというシステムはデスティニープランやG.O.A.Tを彷彿とさせる。
設定で言えば完全に”好き”な部類の謎解きでしたね。


また、「全てを書き換えろ」というキャッチフレーズや『HELLO WORLD』というタイトルである程度ゲームシステムの予想はついていたのですが、そこにいい意味で期待を裏切られるアナログ的な遊びゴゴロがドッキングされており、学生団体ならではの発想と工夫で実装されたギミックがとても魅力的でした。


これまで3つの学生団体コラボを解いてきた私。一部温情判定がありつつも1勝2敗と負け越していたので、最終戦である今回の戦いは戦績をイーブンまで戻せるかという瀬戸際の戦い。
ストーリー的にもそうですが、私自身の運命を決める大事な一戦だったんです。


会場は下北沢の謎解きcafeスイッチ。

最近週末は謎解き以外の予定が入ることが多く、この公演も行けるかどうかわからなかったので金曜日の夜にソロで挑戦することにしました。

スイッチ自体のキャパが少なめなこともありますが、ほぼ満席でしたね。

余談ですけど私が同席させていただいたチームは私含めベテラン勢2人、ちょこちょこ行く人1人、謎解き公演はじめまして(Web公開の謎は解く)1人という構成。
初めて公演に来た人がいるチームに混ざる時は、なんとか成功させてあげたいという気持ちが乗る。
こっちも普通に金を払ってきているから同じ立場なのだけど、やっぱり初めての謎解き公演に来た人にはスカッと帰ってもらいたいじゃないか。そして沼にはまればいい


自分の戦績も大事でしたが、その人にも楽しんでもらおうてきな気持ちでゲームがスタートしました。

謎の感想

ドット調のレイアウトで組み合わされた『HELLO WORLD』は意外とアクション性の高い公演でした。

普段のホール型公演ならテーブル上で完結しそうな工程も、実際にプレイヤーがアクションを取ることでより刺激的な演出につながるのだなと感じました。


特に中盤でどのチームも味わうであろうとあるアクシデントにはしびれましたね。
それまで頭でっかちに考えていたことへのしっぺ返しというか、「ここから解像度を上げていかないと大変なことになるよ」と言われているかのようで、実際に眼の前でその事実を提示されたときはちょっと目眩がしたもの。

ただこの手のタイプの謎はルールが一貫しているのが救いで、適用されるルールの枠を少しずつ拡張して対応する楽しみが味わえる。


その意味でいうと、ラス謎だけは少しそのルールから外れた発想の飛躍が求められるので個人的には最後までルールを保ったまま走り抜けてほしかった気がします。

どうしてそう感じたかと言うと、自分の中ではラス謎が一番解きやすかったから。
これまで挑んできた謎のテイストは私には結構難しくて、どちらかというとチームメイトから受けたボールを丁寧に拭いて他の人に渡す作業をしていたんですが、ラス謎だけ急に自分とゴールの前に誰もいなくなったから思わず力いっぱいシュートしちゃったんですよね。今思うと完全にごっつぁんゴールだわ。

まぁ終わり良ければ全て良しとみんなが言ってくれたのでそこだけは救い。
自分たちが完全にこれだと思った行動をした後に、チェッカーの方に「さぁ、どうしますか!」と迫真迫った表情で言われた時にはどうしようかと思いましたけど、
その瞬間に閃けて本当に良かったです。久しぶりにラス謎を解けて大満足。

初めて謎解き公演にきた人も喜んでくれたからホッとしましたよ。

おわりに

そんな感じで『HELLO WORLD』の感想でした。 このジャンルの謎は難しいんだけど解けたときの気持ちよさが抜群なので、ぜひ同フォーマットで2を作って欲しいところ。

また、今回の公演で全ての学生団体コラボに参加し、限定の持ち帰り謎をゲットできました!デザインの美しいことよ。
たくさん楽しませてくれてありがとうございました!

学生団体コラボの激闘はこちら

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